複数経路がある場合のRIPの動作


複数経路がある場合のRIPの動作

経路が複数あった場合のRIPの動作について見ていこう。

以下のようなネットワーク構成だった場合、
PC-AからPC-Bへの通信はどちらの経路を通過するだろう?

 


 

RIPはHOP数、つまり通過するルータの数が少ない経路を
最短経路と見なします。

ですからこの場合は、

 【RTA -- RTB -- RTD】

の経路を通過します。

 

 

ここでRTA~RTB間に障害が発生した場合はどうなるだろう。

 



この場合、RTCからの30秒ごとの経路広告により、
PC-Aのネットワークへの経路情報が広告されてきますので、
RTBはRTC経由でパケットを通過させれば良いことが分かります。

そのため自動で経路が切り替わります。

 


HOP数が同じ経路が複数あった場合は?

では次に、HOP数が同じ経路が複数あった場合はどうなるのでしょう?

以下の図のようにPC-AからPC-Bへの2通りの通信経路があり、どちらも同じ
HOP数だった場合は一体どちらの経路を選択するのでしょうか?

 



実はこのような場合、メーカによって動作が変わってきます。

  • シスコ社製のルータの場合、両方の経路情報を使用してトラフィックを分散させて通信を行います。
  • その他、RIPの使用を定義しているRFC1058に準拠している機器では、先に受信した経路情報を使用して通信を行います。

    ■RFC1058(英語)
    http://www.ietf.org/rfc/rfc1058.txt

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