Cisco 7200 Simulator(1)

Cisco 7200 Simulator

巷で話題になっている「Cisco 7200 Simulator」をご存知でしょうか?

LinuxやWindows上でCiscoルータをエミュレートして、
本物のIOSを動かすことができる
というトンデモナイソフトなのである。

特徴は以下のとおり。

  • PC上で本物のCiscoIOSをエミュレート
  • サポートしているハードはCisco7200のみならずCisco3600シリーズや
    2691、3725そして3745など
  • 1台PC上で複数台のルータを起動可能で、それらを仮想的に接続可能
  • Ethernetスイッチやフレームリレースイッチ、ATMを使用した
    トポロジも可能
  • ルータのポートを物理的なPCのNICにくくりつけ可能!!

実際に使用してみると、これが以外にストレスなくPC上で
動作するから驚きである。

Cisco資格の勉強には、かつてないほど強力なツールで
あることは間違いない。


用意するもの

今回IOSエミュレータを実現するために必要なツールを
準備する必要があります。

  • WinPcap4.0
    WinPcap3.0ではなく4.0が必要ですからお間違えなく
  • dynamips
    エミュレータ本体ですが、今回はdynamipsをより便利にした
    「dynagen」を使用します。
    「dynagen」にdynamipsも同梱されています。
  • dynagen
    dynamips支援ツール。
    今回はこのツールを使って解説していきます。
  • IOS
    これがなくては話になりません。
    入手方法についてはここでは説明しませんのであしからず。

※これからはWindowsにデフォルトインストールした場合の
解説をしていきます。
Linuxでの起動方法については割愛しますのでご了承ください。

 

インストール

まずはWinPcap4.0をダウンロードしてインストールしておきましょう。
何も考えずにインストールできるはずです。

すでにWinPcapを導入していても、本ソフトはWinPcap4.0を
導入していなければ動作しませんのでご注意ください。

つづいてhttp://dyna-gen.sourceforge.net/からdynagenの最新版を
ダウンロードします。

ダウンロードしたファイルはexe形式ですので、おもむろにダブルクリック。

こちらも何も考えずにクリックしていけばインストール可能です。

 

初期設定

つづいて初期設定を行います。

まずは事前に準備しておいたIOSを「C:\Program Files\Dynamips\images」
入れておきます。
IOSはサポートしているハードのIOSでなければ動作しません。
(2006/12現在でサポートしているハードは、Cisco7200、3600、2691、3725、3745です)

続いて設定ファイルを編集します。

まずは「C:\Program Files\Dynamips\sample_labs」内の
サンプルを編集してみましょう。

もっともシンプルな、「C:\Program Files\Dynamips\sample_labs\simple1\simple1.net
をテキストで開いてください。

----------
# Simple lab

[localhost]

7200
image = \Program Files\Dynamips\images\c7200-jk9o3s-mz.124-7a.image
# On Linux / Unix use forward slashes:
# image = /opt/7200-images/c7200-jk9o3s-mz.124-7a.image
npe = npe-400
ram = 160

ROUTER R1
s1/0 = R2 s1/0

router R2
# No need to specify an adapter here, it is taken care of
# by the interface specification under Router R1
----------

各設定の意味は以下のとおり。

----------
[localhost]

7200
image = \Program Files\Dynamips\images\c7200-jk9o3s-mz.124-7a.image
# 使用するIOSのファイル名とパスの指定
npe = npe-400
# 起動させるルータのCPUクロックの設定
ram = 160
# 起動させるルータで使用するメモリサイズの設定

ROUTER R1
# ルータ名R1というルータを作成
s1/0 = R2 s1/0
# R1のs1/0インタフェースとR2のs1/0インタフェースを接続させる設定

router R2
# ルータ名R2というルータを作成
# ROUTER R1にてR1との接続設定をしているため、ここでの再定義は不要です
----------

この中で最低、「使用するIOSのファイル名とパスの指定」は
ご自分の環境に変更しておきましょう。

以上の設定を構成図で表すと以下のようになります。



次回は実際にCisco 7200 Simulatorを起動させてみます。


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