Ciscoルータの設定削除や変更

一度設定したものを削除や変更したい場合のコマンドをご紹介しておきましょう。

設定の変更

Ciscoルータで設定を変更したい場合は、一度設定を削除してから再設定するものと、設定を上書きできるものとがあります。

インタフェースの設定で説明してきました、IPアドレスやコメントの設定は、設定を上書きで行うことが可能です。

設定の削除

設定を削除したい場合は、設定するコマンドに「no」を付加して実行すれば削除することが可能です。
先ほど設定したコメントを削除したい場合は、

Router(config-if)#no description To Router2

とすることで削除することができます。

インタフェース状態を確認する各コマンド

ここで「show interfaces」コマンド以外で、インタフェースの状態を確認する便利なコマンドを2つ紹介しましょう。

インタフェースに設定しているIPアドレスを確認するコマンド

「show interfaces」コマンドでも確認できますが、表示される情報が多すぎて探すのが大変です。
そんなときは以下のコマンドがとても便利です。

Router#show ip interfaces brief

コマンド実行結果

Router#show ip interface brief

Interface              IP-Address      OK? Method Status                Protocol
Serial1/0              192.168.1.1     YES unset  administratively down down
Serial1/1              172.16.1.1      YES unset  administratively down down
Serial1/2              unassigned      YES unset  administratively down down
Serial1/3              unassigned      YES unset  administratively down down
FastEthernet0/0        10.1.1.1        YES unset  up                    up

「show ip interfaces brief」コマンドを使用すれば、主要なインタフェース情報のみを表示してくれるためとても便利です。

各インタフェースのコメントを確認するコマンド

各インタフェースに設定したコメント文と状態のみを確認するコマンドもあります。
インタフェースの状態のみを確認するには、とても見やすくておすすめです。

Router#show interfaces description

コマンド実行結果

Router#show interfaces description 
Interface                      Status         Protocol Description
Serial1/0                      up             up       To Router1
Serial1/1                      up             up       To Router2
Serial1/2                      down           down
Serial1/3                      down           down     
FastEthernet0/0                up             up       To PC

インタフェースのカプセル化方式

デフォルトのインタフェースのカプセル化方式は以下の通りです。

  • serialインタフェース
    hdlc
  • ethernetインタフェース
    arpa

インタフェースのカプセル化方式を変更する場合は、以下のコマンドを実行します。

Router(config-if)#encapuslation [カプセル化方式]

serialインタフェースのカプセル化方式を、「ppp」に変更する場合は、

Router#conf t
Enter configuration commands, one per line.  End with CNTL/Z.
Router(config)#interface serial 1/0
Router(config-if)#encapsulation ppp

Ciscoルータ同士を直接接続する場合

最近はWANでもEthernetが主流になってきて、Serialを使用する機会は減りましたが、まだ使用している環境も少なからずありますし、Cisco試験対策でCiscoルータ同士をserialケーブルで直接接続することもあるかと思いますが、最後にクロックレートについて説明しておきます。

通常のネットワークであれば、通信キャリアのDCEデバイス機器(DSUなど)がクロックを供給してくれます。そのためCiscoルータのデフォルトはDTEデバイスとなっています。

しかしルータ同士を直接接続した場合は、どちらかのルータがクロックを供給する役目、すなわちDCEデバイスにならなくちゃなわけです。

そのための設定がクロックレートです。
設定は以下のコマンドを実行します。

Router(config-if)#clock rate [クロックレート数]

クロックレートを19200bbpsに設定する場合は、

Router#conf t
Enter configuration commands, one per line.  End with CNTL/Z.
Router(config)#interface serial 1/0
Router(config-if)#clock rate 19200

ちなみにどちらのルータのインターフェイスにクロックレートを設定すればよいのでしょう?
クロックレートを設定するのは、ケーブルタイプがDCEとなっているルータです。
ケーブルタイプが、DTEかDCEかを確認するためには、「show controllers」コマンドで確認することができます。

Router#show controller serial 1
HD unit 1, idb = 0x1C44E8, driver structure at 0x1CBAC8
buffer size 1524 HD unit 1, V.35 DCE cable

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