ネットワークエンジニア を目指して

ようこそ「ネットワークエンジニアを目指して」へ!!
「ネットワークトラブルに恐れることなく立ち向かえるネットワークエンジニア」へと導くことを信条に、ネットワーク技術の解説とネットワークに関する情報を幅広く紹介します!

ホーム > ルーティング技術 > ルーティング・RIP

ルーティング・RIP

Bookmark this on Hatena Bookmark   
▼ ネットワークエンジニアにおすすめのサイトはこちら ▼


RIPの特徴

  • Routing Typeはディスタンスベクタープロトコル(HOP数を基準にして最適な経路を選択する)。
  • そのためラウンドロビン方式によりピンホール輻輳が発生する場合あり。(詳細はピンホール輻輳についてを参照)
  • ProtocolはUDPの520を使用する。
  • RIPの最大HOP数は15。16になると到達不能と見なされる。
  • RIPは30秒ごとのBroadcastによるAdvertise。
  • Administrative Distanceは120。
  • RIPv1はクラスフルルーティングのためVLSM(Variable Length Subnet Mask)をサポートしない
  • RIPv2はクラスフルルーティングをサポートする。RIPv1との下位互換性あり。RFC1388にて定義。

RIPのルーティングの動作

  1. ルータ起動時にRIPを設定した全てのInterfaceから全RoutingTableをUDP520を使用しBroadCastでRequest。
  2. RequestされたルータはRoutingTableを送信。
  3. Defaultでは30秒ごとにRoutingTableをBroadCast。
  4. 通常の30秒ごとの更新以外にトポロジー変更が発生した時に即時送信されるUpdateがある(フラッシュアップデート)
  • 30秒ごとのUpdateで受信出来なかったTableを180秒間HoldDownし、これを隣接ルータに伝えるためMetric16をセットし送信。
  • さらに120秒後にRoutingTableから削除される。このタイマーをガベージコレクションタイマーという。
      (Ciscoの場合60秒後にRoutingTableが削除される。)

RIP Packet Format

command(1) version(1) must be zero(2)
address family identifier (2) must be zero (2)
IP address (4)
must be zero (4)
must be zero (4)
metric (4)

command Field
1: リクエスト受信側の経路テーブルのすべて、または一部の送信要求
2: レスポンス送信側のRoute Tableの全て、又は一部の送信

version Field
RIPのVersionが入ります。

address family identifier Field
RIPv1では2が入る。

IP address Field
あて先経路または、ホスト・アドレスなどが入ります。

metric Field
メトリック・フィールドは「1~15」までの値を含み、あて先までの現在のメトリックを示します。値16(無限)は、あて先が到達不可能であることを示す。

※一つのRIPメッセージには、最大25経路まで。
よって全てのRoutngTableをUpdateするには複数のRIPメッセージを必要になる場合あり。

 

RIPv2 Packet Format

command(1) version(1) must be zero(2)
address family identifier (2) route tag(2)
IP address (4)
subnet mask(4)
Next Hop(4)
metric (4)

route tag
BGPと連携する場合などに用いられる。

Subnet Mask
経路に対するSubnet Maskを含む。

Next Hop
経路に対するNext Hopを含む。

※一つのRIPメッセージには、最大25経路まで。
よって全てのRoutngTableをUpdateするには複数のRIPメッセージを必要になる場合あり。

その他RIPv2はマルチキャスト(224.0.0.9)に対応した。下位互換性を保つためにブロードキャストも使用可能。
また、クリアテキストによる認証機能も実装。

 

RIP:ピンホール輻輳

RIPのMeticはHop数であるため経路に2つのリンクが存在する場合、それが異なる帯域幅であっても、
ラウンドロビンで交互にPakcetを送信してしまう。
仮に1つが64kbpsで、もう1つが1.5Mbpsの2つのリンクであった場合でも輻輳が起きる可能性がある。

 

おすすめ記事

おすすめ書籍紹介

マスタリングTCP/IP 応用編
入門編を卒業したらこちら。
応用編も入門編と同様に豊富な図を使用し、TCP/IPに関するさらに詳細な解説を記している。
特にパッケットの構造はかなり詳細に解説しており、初心者にはすこしつらいかもしれないが非常に読みやすいのでぜひ読んでみてほしい。

インターネットルーティング入門 第2版
ネットワーク初心者の方にぜひおすすめしたい一冊。絵を豊富に使用し、「ルーティングとは」から始まり最後はRIP、BGP、MPLSまで深い解説ではなく、浅く満遍なく解説しています。
この本が理解できればルーティングスキルの第一歩を踏み出せるでしょう。

関連記事

ディスタンスベクタ
ディスタンスベクタ型ルーティングプロトコルとは?

ディスタンスベクタ型の欠点
ディスタンスベクタ型のルーティングプロトコルに存在する欠点とは?

RIPの動作
RIPの動作を解説していきます

RIPでのルーティングテーブルのやり取り(1)
RIPでのルーティングテーブルのやり取りを見ていきましょう

RIPでのルーティングテーブルのやり取り(2)
RIPでのルーティングテーブルのやり取りを見ていきましょう

障害時のRIPの動作
障害時のRIPの動作を見ていきましょう

複数経路がある場合のRIPの動作
経路が複数あった場合、RIPはどのような動作をするのでしょう?

RIPの弱点とは?
シンプルだからこそのRIPの弱点とは?

RIPとネットマスク
RIPとネットマスクの関係とは?

スプリットホライズン
RIPでルーティングループを防ぐ技術「スプリットホライズン」の解説

ポイズンリバース
RIPでルーティングループを防ぐ技術「ポイズンリバース」の解説

RIP
ルーティングプロトコルの基本、RIPについて。

メールマガジン

ネットワ-ク初心者のみなさま。
ネットワークの基礎知識を疎かにすることは
大変危険です!!

「初心者にも理解できるネットワーク技術」

これを読めばネットワークの基礎が分かる!!
ネットワーク関連の仕事に就きたいとお考えの学生の方や、ネットワークに興味があって転職を考えている社会人の方、まずは登録してみてください。

もちろん無料です!!

↓メールマガジン購読はこちら↓

メールアドレス: