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Pingによるトラブルシューティング 断末魔の恐怖 解決編

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マスタリングTCP/IP 応用編
入門編を卒業したらこちら。
応用編も入門編と同様に豊富な図を使用し、TCP/IPに関するさらに詳細な解説を記している。
特にパッケットの構造はかなり詳細に解説しており、初心者にはすこしつらいかもしれないが非常に読みやすいのでぜひ読んでみてほしい。 Ping(ICMP)についても解説しています。

詳解TCP/IP〈Vol.1〉プロトコル
これも 必読中の必読書。
TCP/IPアーキテクチャを、実際にネットワークを組んで通信の動きを観察するという方法で書かれている。
本書に構成されているネットワークは単純なので、実際に同じ構成を組んで実機をいじりながら読み進めると非常に効果的に学ぶことが出来ると思います。
Ping(ICMP)についても解説していますよ。

そして解決へ…

早速Tくんは資材部へ戻り、資材部で使用しているパソコンの前に座った。
そして徐にPingコマンドを打ち出した。

 

ping

C:\>ping localhost

Pinging [127.0.0.1] with 32 bytes of data:

Reply from 127.0.0.1: bytes=32 time<1ms TTL=128
Reply from 127.0.0.1: bytes=32 time<1ms TTL=128
Reply from 127.0.0.1: bytes=32 time<1ms TTL=128
Reply from 127.0.0.1: bytes=32 time<1ms TTL=128

Ping statistics for 127.0.0.1:
Packets: Sent = 4, Received = 4, Lost = 0 (0% loss),
Approximate round trip times in milli-seconds:
Minimum = 0ms, Maximum = 0ms, Average = 0ms

 

うん問題ないね。
続いて各フロアに設定してあるL2スイッチに…

 

C:\>ping 192.168.10.201

Pinging 192.168.10.201 with 32 bytes of data:

Reply from 192.168.10.201: bytes=32 time<1ms TTL=128
Reply from 192.168.10.201: bytes=32 time<1ms TTL=128
Reply from 192.168.10.201: bytes=32 time<1ms TTL=128
Reply from 192.168.10.201: bytes=32 time<1ms TTL=128

Ping statistics for 192.168.10.201:
Packets: Sent = 4, Received = 4, Lost = 0 (0% loss),
Approximate round trip times in milli-seconds:
Minimum = 0ms, Maximum = 0ms, Average = 0ms

 

これも問題なしと。
じゃあ次はL3スイッチだ。

 

C:\>ping 192.168.10.1

Pinging 192.168.10.1 with 32 bytes of data:

Reply from 192.168.10.1: bytes=32 time=1ms TTL=255
Reply from 192.168.10.1: bytes=32 time<1ms TTL=255
Reply from 192.168.10.1: bytes=32 time<1ms TTL=255
Reply from 192.168.10.1: bytes=32 time<1ms TTL=255

Ping statistics for 192.168.10.1:
Packets: Sent = 4, Received = 4, Lost = 0 (0% loss),
Approximate round trip times in milli-seconds:
Minimum = 0ms, Maximum = 1ms, Average = 0ms

 

う~ん、これも問題ないか…
じゃあ残るはデータベースサーバへのPingだ。

 

C:\>192.168.1.1

Pinging 192.168.1.1 with 32 bytes of data:

Reply from 192.168.1.1: bytes=32 time=1045ms TTL=254
Request timed out.
Request timed out.
Reply from 192.168.1.1: bytes=32 time=618ms TTL=254

Ping statistics for 192.168.1.1:
Packets: Sent = 4, Received = 2, Lost = 2 (50% loss),
Approximate round trip times in milli-seconds:
Minimum = 618ms, Maximum = 1045ms, Average = 832ms

ん?なんかおかしいぞ。

 

 

もう一度…

 

C:\>192.168.1.1

Pinging 192.168.1.1 with 32 bytes of data:

Reply from 192.168.1.1: bytes=32 time=890ms TTL=254
Request timed out.
Reply from 192.168.1.1: bytes=32 time=1340ms TTL=254
Reply from 192.168.1.1: bytes=32 time=590ms TTL=254

Ping statistics for 192.168.1.1:
Packets: Sent = 4, Received = 3, Lost = 1 (75% loss),
Approximate round trip times in milli-seconds:
Minimum = 590ms, Maximum = 1340ms, Average = 940ms

 

やはりおかしい…LAN内でPingロスが出るなんてちょっとありえないなぁ。
う~ん。それじゃあSwitch-Aに打ってみるかい。

 

C:\>192.168.1.201

Pinging 192.168.1.201 with 32 bytes of data:

Reply from 192.168.1.201: bytes=32 time=890ms TTL=254
Request timed out.
Reply from 192.168.1.201: bytes=32 time=1340ms TTL=254
Reply from 192.168.1.201: bytes=32 time=590ms TTL=254

Ping statistics for 192.168.1.201:
Packets: Sent = 4, Received = 3, Lost = 1 (75% loss),
Approximate round trip times in milli-seconds:
Minimum = 590ms, Maximum = 1340ms, Average = 940ms

 

やっぱりだめだ。
どうやらこの辺が臭いねぇ。

続いてTくんはL3スイッチにログインし、Switch-A向けのポート情報を
調査してみた。

すると何とCRCエラーが大量に検出されているではありませんか!!

よーしよしよし、いよいよ確信に迫ってきた。

そういえば、昨日部署の引っ越しとやらで机の移動をやってたっけなぁ。
そこでTくんはL3スイッチとSwitch-Aの間を接続しているケーブルを
辿ってみることにした。

L3スイッチとSwitch-Aの間は意外に遠く、床をはいずり回っている
Tくんの額にはじっとりと汗がにじむ。

じっくりと慎重にケーブルを辿っているものの、特に怪しい箇所が
見つからず時間だけが過ぎてゆく。

とにかく今日中に何とかせにゃあ大変だぞ。

会社に徹夜も覚悟したその時、ようやく机と床の間にケーブルが
挟まっちゃってるのを発見!!

どうやらケーブルが机に踏まれてケーブルの品質が劣化してしまい、
通信が非常に不安定な状態になってしまった
ようです。

そこですぐさま新しくケーブルを引き直し、スイッチに接続したところ
見事に復旧しました!!

気づけば外は真っ暗、スーツはホコリで真っ白。

しかし壮大なことをやり遂げたようなこの達成感は何なのだろう?

たかがケーブルの断線を発見しただけなのに…

あぁ… 

部屋に漂う男の汗の残り香と共に

また新たな 一日が始まる…

 

 ツール編へつづく…


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