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ホーム > TCP/IP技術 > NAPT(IPマスカレード)
マスタリングTCP/IP 応用編
入門編を卒業したらこちら。
応用編も入門編と同様に豊富な図を使用し、TCP/IPに関するさらに詳細な解説を記している。
特にパッケットの構造はかなり詳細に解説しており、初心者にはすこしつらいかもしれないが非常に読みやすいのでぜひ読んでみてほしい。 NATについても解説しています。
詳解TCP/IP〈Vol.1〉プロトコル
これも 必読中の必読書。
TCP/IPアーキテクチャを、実際にネットワークを組んで通信の動きを観察するという方法で書かれている。
本書に構成されているネットワークは単純なので、実際に同じ構成を組んで実機をいじりながら読み進めると非常に効果的に学ぶことが出来ると思います。
NATについても解説していますよ。
前回はNATについて解説しました。
そこでNATに関する問題点を書きました。
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NATには1つ大きな問題があります。
それはNATにはブロードバンドルータが保持しているグローバルIPアドレスの
数しか同時に接続が出来ないという事です。
LAN側に接続されている複数のPCを1つのグローバルIPアドレスに変換して、
インターネットにパケットを送信した場合、そのパケットの返信はすべて
ブロードバンドルータのグローバルIPアドレス宛に返ってきます。
この時にブロードバンドルータはNATテーブルを見ても、どのPCのアドレスに
置き換えればよいのかを判断することが出来ないわけです。
そんな問題を解決するために考え出されたのが、
NAPT(IPマスカレード)という機能です。
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今回はそんなNATの欠点を克服する技術、「NAPT」について解説していきます。
NAPT(Network Address Port Translation)は、IPアドレスの変換に加えて
ポート番号も変換してしまうという機能です。
通常IPパケットには、IPアドレスに加えて送信元と宛先のポート番号も
記述されています。
その送信元のポート番号を置き換えることで複数のPCが同時に
インターネットへ通信できるようにしています。

LANに接続されているPCがインターネットへパケットを送信すると、
ブロードバンドルータは自身が保持しているグローバルIPアドレスに
変換するのに加えて、送信元ポート番号も書き換えます。
そしてこの時、変換前と変換後のIPアドレスとポート番号を自身の
変換テーブルに記録しておきます。
パケットが目的のサーバに到達し、その応答パケットがブロードバンドルータ
のグローバルIPアドレスへと返されます。
返信されたパケットの宛先ポート番号と自身の変換テーブルをチェックして
どのPC宛のパケットなのかを判断し、その宛先のIPアドレスに変換して
LAN側へ送信します。
このようにIPアドレスとポート番号を管理することで、同時に複数台の
PCの通信を可能に出来るわけですね。
ここまで NAT と NAPT について解説してきましたが、
アドレス変換を使用することでアプリケーションや
ネットワーク構成によっては弊害が発生します。
次回はアドレス変換の弊害について解説していきます。
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