TCP/UDP - TCPウインドウ制御

 

ウインドウ制御

TCP ではデータを送信するたびに、ACK による確認応答が必要になるため、
送信するパケットが多ければ通信性能が悪くなってしまいます。

これを解決するための機能がウインドウ制御という機能です。

ウインドウ制御とは「ウインドウ」といわれるバッファを用意して、
大きな単位でデータを転送することで、効率化を実施します。

この「ウインドウ」の大きさを「ウインドウサイズ」といいます。
受信側ノードは送信側ノードにスリーウェイハンドシェイクを実施した時に
ウインドウサイズを伝えます。

もちろん前回説明しましたが、通信の最中にこのサイズは変化します。

□ウインドウサイズを利用したフロー制御

 

ウインドウ制御が無い場合

まず、ウインドウ制御が無い場合のやりとりを見てみましょう。

以下の図のようにウインドウ制御が無い場合は、データを送るごとに ACK
による確認応答を受信するのを待ってから次のデータを送信していきますので、
通信性能がどうしても悪くなってしまいます。

 

ウインドウ制御が無い場合

 

ウインドウ制御がある場合

逆にデータをまとめてより大きなサイズの単位で一度に
転送してしまえば、通信効率が高まります。

 

ウインドウ制御がある場合

 

インドウ制御は送信側ノード、受信側ノードがそれぞれ用意した容量に
納められるだけのデータをまとめて転送します。

受信側ノードでは、受信したデータを順次処理していき、受信できた
セグメントの情報をまとめて ACK による確認応答を送信側ノードへ
送信します。

送信側ノードでは、ACK を確認しながら、欠落したデータの再送を行います。

 

スライディング・ウインドウ

ウインドウ制御でデータをまとめて転送し、Ack の返答があったら
転送したセグメントをウインドウの外に出し、次に転送するセグメントを
ウインドウに入れていきます。

 

Highslide JS

 

このような動作を、ウインドウがスライドしていくように動作することから、
「スライディング・ウインドウ」と呼びます。

 

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