OpenFlowのフローテーブル 2

前回、OpenFlowのフローテーブルについて解説をしました。

OpenFlowはフローという考え方を通信を行い、OpenFlowスイッチ内部にフローテーブルを持ち、パケットやフレームを転送します。

前回は、フローテーブルの構成を途中まで説明しましたので、今回はその続きで、「Match Field」について解説していきます。

Match Field

Match Fieldで指定出来る条件は、OpenFlowの仕様で規定されていて、バージョン1.3の場合、以下のヘッダー情報に対応しています。

レイヤー1に関する情報

  • Ingress Port
  • Physical Input Port

レイヤー2に関する情報

  • Ether Src
  • Ether dst
  • Ether type
  • VLAN Id
  • VLAN prio
  • Arp Opcode
  • Arp Src IP / Arp Dst IP
  • Arp Ether Src / Arp Ether Dst

レイヤー3に関する情報

  • IP Src
  • IP Dst
  • IP Proto
  • IP TOS (DSCP)
  • IP TOS (ECN)
  • ICMP Type / ICMP Code
  • IPv6 Src / IPv6 Dst
  • IPv6 Flow Label
  • ICMPv6 Type / ICMPv6 Code
  • IPv6 ND Dst address
  • IPv6 ND Src Link Layer
  • IPv6 ND Dst Link Layer
  • MPLS Label
  • MPLS TC
  • MPLS BoS bit
  • PBB I-SID
  • Tunnel ID (Metadata)
  • Ipv6 Extension Header

レイヤー4に関する情報

  • TCP Src Port / TCP Dst Port
  • UDP Src Port / UDP Dst Port
  • SCTP Src Port / SCTP Dst Port

このようにOpenFlowプロトコルは、スイッチのポートから TCP/UDPのポート番号まで、レイヤー1からレイヤー4までの情報を 使ってデータ転送の制御を行うことができます。

あるフローエントリのMatch Fieldに「VLAN ID = 10」と指定していれば、 「受信したフレームのEthernetヘッダに記述されたVLAN IDが10」の フレームがマッチします。

また、複数の条件を指定することも可能で、例えばVLAN IDと IPv4アドレスの2つを同時に指定することなども可能です。

フローテーブル

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