AT&T、ドイツテレコム傘下の米T-Mobileとの合併を断念

AT&Tが2011年3月から交渉を進めてきたドイツテレコム傘下の米T-Mobileとの合併を断念したと発表しました。

AT&T Ends Bid To Add Network Capacity Through T-Mobile USA Purchase

米司法省は両社が合併すれば、市場での競争を大幅に低下させるとして、8月末に提訴しており交渉がなかなか進まず、最終的に合併を断念したようです。
AT&Tは、「米通信当局FCCと米司法省は米国内の周波数不足を理解していない」とFCCと米司法省を批判する声明を出しています。

OpenFlow 1.2 を発表

openflow

ONF(Open Networking Foundation)が、OpenFlow 1.2 を発表したようです。

ONF approves its first major update, adding IPv6 support and increasing experimenter and protocol flexibility to facilitate cloud development
via: ONF: OpenFlow 1.2 Marks Big Step Forward for Software Defined Networking – MarketWatch

今回のアップデートは、IPv6のサポートや、今後の拡張を見越したマッチングなどが組み込まれています。
また、同時にNTTコミュニケーションズがボードメンバーに加わったことも発表されています。

今回のアップデートを見ると、かなり大幅なアップデートのようですし、そういう意味ではまだまだ仕様は変わっていきそうな感じです。
仕様が安定してきて、かつサポートされる機器が増えてくるのは、もう少し先になりそうです。

2012年のIT技術展望

outlook
outlook / twicepix

この時期になると来年のトレンド予想が出てくるわけですが、早速有名どころのガートナーとIDC Japanからそれぞれ発表がありました。

まずはガートナーから。

ガートナー | プレス・リリース | ガートナー、2012年以降にIT部門およびユーザーに影響を与える重要な展望『Gartner Predicts 2012』を発表

  • 2015年までに、低コスト・クラウド・サービスがアウトソーシング大手企業の収益の最大15%まで食い込む
  • 2013年には消費者向けソーシャル・ネットワークへの投資バブルが、2014年にはエンタプライズ・ソーシャル・ソフトウェア・ベンダーへの投資バブルがはじける
  • 2016年までに、企業における電子メール・ユーザーの少なくとも半数が、デスクトップ・クライアントではなくブラウザやタブレット、モバイル・クライアントを利用するようになる
  • 2015年までに、スマートフォンとタブレットをターゲットにしたモバイル・アプリケーションの開発プロジェクトはネイティブPCプロジェクトを上回り、その比率は4対1になる
  • 2016年までに、企業の40%がすべてのタイプのクラウド・サービスの利用に際し、独立した機関によるセキュリティ・テストの結果をクラウド選定条件にする
  • 2016年末には、Global 1000企業の半数以上が顧客に関する機密データをパブリック・クラウドに格納するようになる
  • 2015年までに、ほとんどの企業においてIT支出の35%がIT部門の予算枠外で管理されるようになる
  • 2014年までに、米国で消費されているアジア調達の完成品およびアセンブリの20%が、北米・中南米にシフトする
  • 2016年までに、新たな脆弱性を狙ったサイバー犯罪により、経済的損失は年間10%の割合で増加する£
  • 2015年までに、80%のクラウド・サービスの価格にグローバル燃料サーチャージが含まれるようになる
  • 2015年までを通じ、Fortune 500企業の85%以上が、ビッグ・データを競合優位性確保のために効果的に活用することに失敗する

続いて、IDC Japanの発表を見てみましょう。

2012年 国内IT市場の主要10項目を発表

  • 国内IT市場は、復興財政支出政策の影響を受け、スマートフォン、ITサービス、ソフトウェアが市場を押し上げる
  • 国内クライアント市場は「マルチデバイス」時代に入り、モバイルデバイスが国内IT市場の成長を牽引し続ける
  • クラウドサービスがITのモダン化を加速させ、「モダンPaaS」を創生する
  • ハイブリッドクラウド時代を迎え、クラウドサービス向けIT市場のフレームワークが形成される
  • 事業継続/災害対策ソリューションは仮想化技術の進展とクラウドサービスの成熟によって再構築が進む
  • モバイルデバイス、3.9G/LTEサービスの早期展開によって通信事業者ネットワークインフラ市場が活性化する
  • 2012年はビッグデータ活用型アナリティクスビジネスのリーダーの座をかけた競争のスタートダッシュの年になる
  • 国内企業の海外ITシステム構築/運用を巡る、国内・グローバル・オフショアベンダー間の競争が激化する
  • センサーネットからインターネットに接続する「スマートデバイス」が増え、デバイスの「ソーシャル化現象」が起きる
  • 次世代の最初の10万のスマートシティソリューションは「第3のITプラットフォーム」上に構築される

どちらも、総じて「クラウド」と「スマートフォン」が大きなキーワードになっているようです。

今まではコスト削減したくても、技術的な面で先に限界が来てしまっていた印象ですが、コスト削減が可能な技術の登場や既存技術のコモディティ化が進んだことで、来年以降はコスト削減が大きなテーマになるのではないかと個人的には考えています。

事業戦略のレシピ

事業戦略のレシピ
鬼頭 孝幸, 山邉 圭介, 朝来野 晃茂
日本能率協会マネジメントセンター ( 2008-05-07 )
ISBN: 9784820745075

最近、事業戦略を策定する場に参加することが増えてきて、エンジニアとの2足のわらじ状態でかなり忙しい毎日を送っています。

エンジニアという仕事の面白さは何か?と問われると、いくつもありますがその1つに、

・現状の問題点を浮き彫りにし、
・その問題点を解決するために最適なシステムを検討して。
・最も最適なシステムを選択し、
・様々な機器を使って1つのシステムを構築し、
・最終的にそのシステムを無事にローンチさせてクライアントに「ワォ!」と言わせる

とくに成功までの課程が

なんてことだったりします。

で、事業戦略策定に携わって感じたのですが、事業戦略を策定することも大きな意味では同じで、

・現状の分析
・考えられるオプションを洗い出し、
・様々なオプションから現時点での最適解を導き出し、
・アクションプランにまで落とし込み、
・PDCAで
・最終的に結果を出してクライアントに「ワォ!」と言わせる

というわけで、事業戦略の策定も面白さを見いだしていたり。

とはいえ、今まで事業戦略なんてまともに考えたことがなかったので、なんか分かりやすい本ないかなぁと色々と読んでみた中で、とっかかりとして非常に分かりやすい書籍がありましたのでご紹介。

事業戦略は通常、現状分析から始まって、最終的にアクションプランへの落とし込みまで持っていくことが重要なのですが、本書も事業戦略の各ステップ「現状分析」「戦略プション策定」「オプション評価・絞込み」「計画・アクションへの落とし込み」で、実際に何をどのように考えてアウトプットしていけばよいのか、その際に注意するポイントは何か、などなどを非常に分かりやすく解説してくれていますので、私のような初心者を助けてくれる超実用書です。

本書だけで事業戦略の全てを学べるわけではないですが、一般的な事業戦略策定のノウハウを学ぶことが出来ますので、本書を出発点により深く高度な戦略手法を学んでいけばよろしいかと。

目次

オープニング「戦略」とは何か
第1章 戦略を作る前に
第2章 戦略策定ステップ1 現状分析
第3章 戦略策定ステップ2 戦略オプション策定
第4章 戦略策定ステップ3 オプション評価・絞込み
第5章 戦略策定ステップ4 計画・アクションへの落とし込み
第6章 確実に「実行」するために

ONETOPIでネットワークというジャンルのキュレーターやってます

実は、少し前からONETOPIのキュレーターとして、「ネットワーク」のアカウントを担当させていただいています。

ネットワーク | ONETOPI

そもそもONETOPI(ワントピ)ってなんじゃい?という方のために簡単に説明しますと、ONETOPI(ワントピ)とは「さまざまなジャンルの話題をトピックごとに集約し、キュレーターがコメント付きで紹介するスマートフォンアプリ/Webメディア」のこと。

で、その中で「ネットワーク」というジャンルのキュレーターをさせていただいてます。

今までは個人のTwitterアカウント(@itbook)につぶやいていたネットワーク関連のネタを、@network_1topiでつぶやいているだけなので、今までと同じルーチンワークだったりするので、楽しく担当させていただいてます。

紹介する内容は、ジャンル自体が「ネットワーク」という少し広めの話題ですので、できるだけ主体的にならずに網羅性を意識して、読む価値のある記事を紹介するようにしています。

キュレーターをやろうとした目的は2つありまして、1つはパーソナルブランディングを高めること。
ネットワークの分野に絞って、できるだけ情報を発信することで、業界内でのパーソナルブランディングを高めていけます。
これまでもブログやネットワークの解説記事を書き続けてきましたが、そのおかげで2年前には書籍の執筆をすることができましたし、いくつかメディア記事も書かせていただいています。
今に始まったことではないですが、会社という組織に頼る生き方ではなく、自分の力で生きていけるようになるためには、徹底的にパーソナルブランディングを高めることは重要だと感じています。

2つめは、そもそも自分のリアルな仕事にも役に立つからです。
IT業界は進化も早いため、この業界でサバイブしていくためには情報という武器を、日々磨いておかないといけません。
自分自身のために、最新の情報を集めて整理するという作業ができるというのも理由の1つです。

それなりに時間は取られますが、それ以上にリターンもあるんじゃないかなと。
というわけで、ネットワークに興味のある方はぜひフォローよろしくおねがいしまーす!

ネットワーク | ONETOPI

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