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おすすめ書籍紹介

マスタリングTCP/IP 応用編
入門編を卒業したらこちら。
応用編も入門編と同様に豊富な図を使用し、TCP/IPに関するさらに詳細な解説を記している。
特にパッケットの構造はかなり詳細に解説しており、初心者にはすこしつらいかもしれないが非常に読みやすいのでぜひ読んでみてほしい。 ハブやスイッチについての知識も身につけることが出来ます。

詳解TCP/IP〈Vol.1〉プロトコル
これも 必読中の必読書。
TCP/IPアーキテクチャを、実際にネットワークを組んで通信の動きを観察するという方法で書かれている。
本書に構成されているネットワークは単純なので、実際に同じ構成を組んで実機をいじりながら読み進めると非常に効果的に学ぶことが出来ると思います。

 

IEEE802.1ag

IEEE802.1ag はコネクティビティレベルの機能で、
主な機能として以下の 3 つがあります。

  • Continuity Check (CC)
    接続性確認
  • Loopback (LB)
    レイヤ 2 の Ping 機能
  • LinkTrace (LT)
    レイヤ 2 の Traceroute 機能

 

Continuity Check (CC)

定期的に OAM フレームを送信して、接続性をチェックします。
送信間隔は規定では、

  • 3.3ms
  • 10ms
  • 100ms
  • 1s
  • 1min
  • 10min

と決められていますが、メーカの実装で大きく変わってきます。
(例えば Cisco の場合、10 ~ 65535s の範囲で設定可能)

 

 

ここで、MEP や MIP について説明しておきましょう。

MEP とは、Maintenance End Point の略で、OAM を終端している箇所
指し、MIP はMaintenance Intermediate Point の略で、OAM を中継する
箇所
を言います。

一定の時間や回数、OAM フレームを受信しないと上位層へ通知します。

 

Loopback (LB)

MEP-MEP 間、MEP-MIP 間で Loopback メッセージを送信し、
対向機器がメッセージを送り返すことで、通信経路の正常性を確認します。

レイヤ 2 版の Ping と思って頂ければ分かりやすいかもしれません。

 

 

 

inkTrace(リンク追跡)

TTL フィールドを利用して、MEP 間の経路を調査することができます。

レイヤ 2 版の Traceroute と思っていただければ分かりやすいでしょう。
ただし、IP Traceroute と若干動作が違い、IP Traceroute の場合は、
TTL を 1 づつ増やしてパケットを送信して経路を確認していきます。 http://www.itbook.info/study/trouble3.html

LinkTrace の場合は、以下のような動作となります。

 

 

 

以上が IEEE802.1ag の主な機能でしたが、ITU-T でも
標準化が行われていまして、ITU-T Y.1731 では上記機能の他に
さらに以下のような機能が規定されています。

  • AIS
    下位レイヤに関する障害を上位レイヤへ通知
  • RDI
    自監視箇所の障害を対向監視箇所へ通知
  • LCK
    障害通知を制御する
  • TST
    フレームロスやビット誤りなどの試験を実施
  • APS
    高速な障害切替を制御
  • MCC
    保守に関するやりとりに使用
  • VSP
    ベンダ独自機能を実装するために使用
  • LM
    フレームロスの測定
  • DM
    遅延の測定

 

まとめ

以上 Ethenet OAM について説明してきました。

Ethernet OAM を使用すれば L2 レベルで遅延の箇所や
パケットロスの箇所を特定でき類事ができるため、
障害箇所特定などに威力を発揮すると思います。

ただし、現状はベンダーによって実装が異なっていたり、
そもそも実装している機器が少なかったりと
まだ気軽に使える機能ではないところがあるのも事実。

今後は標準化も進み、マルチベンダー環境での
相互接続性にも期待したいところです。

 

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