CiscoがIOS XRv 9000を発表

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Ciscoが新しい仮想ルータ「IOS XRv 9000」を発表しました。

The IOS XRv 9000 Virtual Router, to be available in the second quarter of 2015, further increases service agility and provides a low cost entry point for the IOS XR family.

via:Cisco Adds New Application-Centric Capabilities to Service Provider Networking Portfolio | The Network

仮想ルータとは?

仮想ルータとは、x86サーバー上でVMと同様に動作させることができるルーティングソフトウェアです。

今までのハードウェアタイプのルータとの大きな違いは、SWとHWを分離させて、HWの制限に縛られること無く、通常のx86サーバー上で動作できるようになったことです。

IOS XRv 9000とは

IOS XRv 9000 は、Cisco IOS XRが動作するルータ(NCS/ASR 9000/CRS)の機能が動作するSWです。

Cisco IOS® XRv 9000 Router implements the feature set of Cisco IOS XR Operating System. Running on virtualized general x86 compute platforms, it complements existing physical Cisco® router platforms that rely on Cisco IOS XR Software such as Cisco Network Convergence System routers, Cisco ASR 9000 Series routers, and Cisco Carrier Routing System platforms.

via:Cisco IOS XRv 9000 Router Data Sheet – Cisco

IOS XRvは少し前からリリースされていた気がするんですが、以前のXRvと今回のXRv 9000の違いは不明です。

仮想ルータは汎用サーバーを使うため、パフォーマンスが低下するという課題が付きまといます。

IOS XRv 9000の用途も、DプレーンよりもCプレーンを処理する部分を推奨しているようで、仮想RRやトラフィックの少ない所での仮想PEを推奨とのこと。

機能としては、通常のIOS XRと同様なことが出来て、リリースは2015年第2四半期を予定しているとのこと。

また、IOS XRv 9000について、スペインのキャリアであるTelefónicaが、仮想RRとしての導入を発表したとのこと。

Supported Features

  • NFV: virtual PE (vPE) and virtual RR (vRR)
  • Routing: Border Gateway Protocol (BGP), Open Shortest Path First (OSPF), Intermediate System to Intermediate System (IS-IS) Protocol, Enhanced Interior Gateway Routing Protocol (EIGRP), Static Routing, Multiprotocol Label Switching (MPLS), and Label Distribution Protocol (LDP), RFC 3107
  • Encapsulations: IEEE802.1Q VLAN, IEEE 802.1ad (QinQHigh Availability: Process-Restart, SMU, Bidirectional Forwarding Detection (BFD), BGP Prefix-Independent Convergence (PIC), and IP Fast Reroute (FRR)
  • Data Plane features: Hierarchical QoS (H-QoS), access control list (ACL), Lawful Intercept, policy-based routing (PBR), and Unicast Reverse Path Forwarding (uRPF)

仮想ルータ市場の拡大

このところ仮想ルータ市場が拡大しているように感じます。

BrocadeのVyattaや、CiscoのCSR 1000vなど既にリリースされている仮想ルータはエンタープライズ向けでしたが、最近はサービスプロバイダ向けの仮想ルータが出始めてきています。

最近だと、JuniperもvMXという仮想ルータを2014年11月に発表していますし、AlcatelもvSRという仮想ルータを同じく11月に発表しています。
今回のXRv 9000の発表で、各社のサービスプロバイダー向けの仮想ルータが揃った感じですかね。

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