腕輪型Android端末をHUBとして、様々なガジェットを接続できる「Neptune Suite」が面白い!
腕輪型Android端末をHUBとして、様々なガジェットを接続できる「Neptune Suite」という製品がクラウドファンディングサイトのIndiegogoで出資を募っていたんですが、コンセプトが面白かったので紹介します。
Neptune is calling its new project the Neptune Suite. At its most basic, it's six different pieces of hardware that Neptune promises will work seamlessly with one another.
via:One company is trying to sell a smartwatch that powers phones, tablets, TVs, and more | The Verge
腕輪型Android端末「Neptune Hub」を軸に、5型タブレット、10型ディスプレイ、キーボード、HDMIドングル、無線ヘッドホンをWiGigで接続することで、ウェアラブル、スマートフォン、タブレット、ノートPC、デスクトップPCと様々な形態で使えるのが特徴。
CPUはこの「Neptune Hub」にのみ搭載されていて、1.8GHz クアッドコアプロセッサを搭載、OSはAndroid 5.0 Lollipop、内部ストレージは64GB、LTEサポート、GPS/Bluetooth搭載、バッテリーは1,000mAh。
「Neptune Hub」以外にはCPUは無く、その分バッテリーの持ちが長いとのこと。
5型タブレット「Pocket Screen」
10型ディスプレイ「Tab Screen」
キーボード「Neptune Keys」
HDMIドングル「Neptune Dongle」
無線ヘッドホン「Neptune Headset」
この無線ヘッドフォンは充電コードにもなり、ヘッドフォン自身を含めて3つの端末を同時に充電できるとのこと。色々考えられてるなぁ。
米クラウドファンディングサイトのIndiegogoで出資を募っていて、既に85万ドルを獲得しています。
発売は2016年2月の予定。販売価格は599ドル(約7万3000円)になるとのこと。
A smartwatch, a phone, a tablet, a keyboard, a TV dongle and a wireless headset. All for $599.
via:Neptune Suite – Your Computing Life, Now Seamless | Indiegogo
この「Neptune Suite」の何が面白いかって、HUBとなるウェアラブルにのみCPUを搭載しているため、コストが抑えられる点。そもそも全てのガジェットにCPUを持たせる必要は無いという発想はとても理にかなっていると思います。
また、HUBにのみCPUを持たせることで、様々なサードパーティ製品と接続出来る可能性も広がってきます。
今後規格が整って、好きなHUBを選択できるようになるとか出来れば面白いなと思いました。