DDoS攻撃は将来的に800Gbpsに到達する

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photo credit: Juliana S. via photopin cc

最近何かと話題のDDoS攻撃に関する記事がありました。

DDoS attacks in 2014: Smarter, bigger, faster, stronger    | VentureBeat | Security | by Gur Shatz, Incapsula

DDoS攻撃にも大きく2種類あって、ネットワークレイヤへの攻撃とアプリケーションレイヤへの攻撃があり、最近はネットワークレイヤへの攻撃が増加傾向にあるとのこと。

ネットワークレイヤへの攻撃

DDoS攻撃によって、100から200Gbpsのトラフィックが発生する場合もあるようで、その理由として大規模なSYN不ラッドやDNS ampといったあたらしい手法が使われているらしい。

最近ではNTPの脆弱性を悪用した大規模なDDoS攻撃もありました。

DNSよりも高い増幅率の「理想的なDDoSツール」:NTP増幅攻撃で“史上最大規模”を上回るDDoS攻撃発生 – @IT

アプリケーションレイヤへの攻撃

アプリケーションレイヤへのDDoS攻撃の攻撃元ランキングは以下の通り

インド(9.59%)
中国(9.2%)
イラン(7.99%)
インドネシア(4.29%)
米国(4.26%)
タイ(4.20%)
トルコ(3.89%)
ロシア(3.45%)
ベトナム(2.88%)
ペルー(2.62%)

上位3カ国で全体の25%を占めています。

今後DDoS攻撃は800Gbpsに到達

以下のBlack Lotus Communicationsのレポートによると、2014年2月に発生したDDoS攻撃は421Gbpsのトラフィックが発生し、将来的には800Gbpsに到達するだろうとのこと。

Black Lotus Threat Report Predicts New DrDoS Attacks in Excess of 800 Gbps in 2015 « DDoS protection for any server or network

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