ベンチマーク:ESX対Hyper-V対XenServer

仮想化ソフトもマイクロソフトから「Hyper-V」が発表されたことで出そろった感があります。
今後はじゃあどれが良いのよ?という選定のフェーズへと入っていくわけで、使い勝手やリソースやパフォーマンスなどが比較対象になります。
そんな中で各仮想化ソフトのベンチマークを実施した記事がありました。
ベンチマーク:ESX対Hyper-V対XenServer(20090313-1) | virtualization.info
どうやら非公式の試験のようで、その理由がVMwareが「採用された手法の審査と承認が終わるまで第三者によるパフォーマンステストはいかなるものも認めない」らしい。
それを踏まえた上で、独断でベンチマーキングを行ったらしく結果は以下の通り。

  • テストでは、Hyper-Vがすべてのカテゴリーで優秀な結果を出した。この市場において真に存続可能な競合製品となっている。
  • XenServer のテスト結果は見事だが、現行のハイパーバイザーに代わるだけの十分な価値はあるのだろうか?大量のCPU/メモリ要件の高いワークロードのある仮想化シ ステム環境では優れた選択肢かもしれない。気をつけなければならないが、高負荷I/Oは優れた仮想化候補とはならないため、一部の管理者は本能的にこれら のワークロードを物理システムにまかせるかもしれない。ただし、XenServerが非常に健闘し、素晴らしい数字を残したことは間違いない。
  • 最初の高負荷ワークロードの2つのテストでは、VMwareがXenServerとHyper-Vに後れを取っている。3つ目の軽いワークロードではどのプラットフォームもほとんど差がなかったが、ESXが4つのカテゴリー中3つで最高の結果を出している。

VMware社は当然のように反論をしているようですが、第三者の身としては、いろんな意味で盛り上がってきたなぁと思う今日この頃。”

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