ザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのか

23の利益モデルを小説形式で書かれている書籍で、最近ようやく読了。
一見すると小難しい内容を小説形式で書かれているため、飽きることなく一気に読むことができました。
本書のようなタイプは1度通読しただけでは意味はなく、何度も読み返して自分の血肉にしなければ意味がない。
著者が冒頭で書いていた以下の質問をじっくりと考えてみたい。

  • 自社のビジネスはどの利益モデルを使っているか?
  • 競争相手のビジネスはどの利益モデルを使っているか?
  • もっと利益を上げるために、現在の利益モデルを使って新たにできることはないか?
  • まったく新しい収益源をつかむために、新しい利益モデルは使えないか?
  • 自分の仕事はどのように利益と結びついているか?利益と無関係な業務はないか?
  • 将来の事業計画は、どのようにして自社に利益をもたらすだろうか?
  • 自社の計画のなかに収益性を損なう可能性があり、中止すべきものはないか?
  • 自社は業界のなかで、まったく新しいユニークな利益モデルをつくれないだろうか?

折に触れて読み返したい1冊。
【目次】
1. 顧客を知ることが利益のはじまり <顧客ソリューション利益モデル>
2. ファイアウォールで利益を守れ <製品ピラミッド利益モデル>
3. 同じ製品で異なるビジネスを <マルチコンポーネント利益モデル>
4. 臨界点を目指せ <スイッチボード利益モデル>
5. 粘り強さが生み出すスピード <時間利益モデル>
6. 大ヒットを創造するマネジメント <ブロックバスター利益モデル>
7. 一つの資産からさまざまな製品を <利益増殖モデル>
8. 利益追求に邁進する情熱 <起業家利益モデル>
9. すべてを知りつくすことの強み <スペシャリスト利益モデル>
10. 売り手が主導権を握る <インストール・ベース利益モデル>
11. 未来を計画できる立場をつかめ <デファクト・スタンダード利益モデル>
12. 人間の心に潜む非合理性 <ブランド利益モデル>
13. ニッチな市場を深く掘れ <専門品利益モデル>
14. 点から面への拡大 <ローカル・リーダーシップ利益モデル>
15. 信頼関係がもたらす巨大なリターン <取引規模利益モデル>
16. コントロール・ポイントを制する <価値連鎖ポジション利益モデル>
17. わずかな価格差をめぐるゲーム <景気循環利益モデル>
18. フォローアップの潜在力 <販売後利益モデル>
19. 真っ先に波を乗り換えよ <新製品利益モデル>
20. ビジネスにおける重力の法則 <相対的市場シェア利益モデル>
21. 学習の累積がもたらす知恵 <経験曲線利益モデル>
22. 速く動くより、早く着手せよ <低コスト・ビジネスデザイン利益モデル>
23. 10倍の生産性を生む源 <デジタル利益モデル>”

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