大企業での組織の階層化

 最近、仕事で大企業の方々と関わることがありまして、
 そのときに感じた事をつらつらと。
 大企業になればなるほど、組織は階層化され、業務も階層化されていきます。
 そうなると責任の所在も希薄化し、いったい誰がどう責任を持つのかすら
 分からなくなり、やがては誰も責任を取らないままに。
 さらに、階層化によりそれぞれがそれぞれの業務の一部を淡々と
 実行していればそれが評価に繋がり、やがて年功序列で昇進していく。
 そんな毎日を過ごしていると、やがてリスクを負うという行為が
 なくなり、責任を持つこともなくなり、
 そして意思決定することもなくなってくる。
 そもそも仕事のやりがいとは、自身の成長に繋がる事であって、
 自分で意思決定を行い、自分の責任の元で業務を遂行し、
 そしてやり遂げることでの達成感や、
、自身の能力が他人に認められることでの充実感こそが
 自身の成長に繋がってていくことだと個人的には思っています。
 でも大企業では、出来るだけ「責任を取らずに事が運ぶこと」を最優先し、
 自分が意思決定を下すことを出来るだけ避けることに注力している人が
 非常に多いなぁと。
 せっかくの成長の機会を逃していると思うと非常にもったいないと
 思う今日この頃。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください