ネットワークを監視する目的

ネットワークを監視する目的

企業のネットワークは、社内システムやメール、インターネットなどの
サービスを利用するために存在します。

今やネットワークは重要なインフラの1つで、障害で長時間使えない
となると、企業としても大きな損失になりかねません。

そのため、ネットワーク管理者は、ユーザーが快適にネットワークを
使えるように日々運用監視を行い、ネットワークトラブルを未然に
防ぐことに全力に取り組んでいます。

「全てはユーザーに快適に使ってもらうため」

これがネットワークを監視する目的です。

余談

個人的な思いですが、どうもネットワークの運用管理という仕事は、
ネットワークの設計や構築に比べて、周りの評価が低い気がしていたり。

理由は2つ。

1つ目は監視業務はどうしても泥臭い印象があるようで、(というか
本当に泥臭いのですが)監視端末を眺めている簡単なお仕事という
印象を持たれていること。
実際は決してそんなことはないのですが、経験のない上層部の方々
にはそんな印象を持っている方も少なくない気がしています。

2つ目は運用監視は、評価されにくいということがあります。
運用監視の仕事は日々監視システムとにらめっこして、
トラブルを未然に防ぐことが仕事です

本来であればトラブルが発生しないことこそプロアクティブな
運用監視を行っている証拠で、評価されるべきポイント。
ところが、「トラブルは発生しないのが当然」と思われている所が
あって、頑張れば頑張るほど評価されないというジレンマがあったり。

しかし、実は監視業務は企業の屋台骨を支えているし、
保守費用等も含めて考えると、監視業務は、設計・構築等の費用と
比較しても、莫大な費用が発生します。

そのため、監視を如何に効率よく行い、OPEXを削減できるかというのは
企業としてもとても重要なんですよということを理解してもらいたいなぁ
と思う今日このごろ。

ネットワーク監視のポイント

ネットワーク監視業務を一言で言うと、

「ネットワークの稼働状況を日々チェックして、
障害が発生する前に問題を発見する」

こと。

そして監視する目的は、あくまでも「ユーザーが快適にネットワークを
使ってもらえるようにすること」
です。

よく、何でもかんでも細かく監視をしようとして、逆に監視業務が膨大に
なってしまったり、監視のためのトラフィックが多すぎてネットワークに
負荷をかけすぎて、結果的にユーザーにとって使いにくネットワークに
してしまうなんて笑えない話もあります。

あくまでもネットワークを使うのはユーザーであって、
監視者ではない
ことを認識しておくことが重要だと思います。

会社の業務内容や考え方を考慮しながら、できるだけシンプルな監視を
心がけるようにしましょう。

では、具体的にどのように監視ポイントを決めていくか考えていきましょう。

ここでもユーザー視点で考えていきます。

ユーザーにとって快適にネットワークを使ってもらうには、
まず目的のサーバーに辿りつけるのかどうかという点があります。
使いたい時にサービスが使えない状態があってはいけません。(死活監視)

次に仮に使えたとしても通信に時間がかかってしまうようなネットワークは
避けたいところ。特に音声や動画など、リアルタイム性のあるサービスの場合は
なおのことです。(遅延監視 / 経路監視)

同様に、サービスが使えたり使えなかったりと不安定なネットワークも、
利用者にとっては不快この上ないネットワークになってしまいます。(状態監視)

以上、基本的な監視のポイントをまとめると大きく以下の4つに分類できます。

  • 死活監視
  • 遅延監視
  • 経路監視
  • 状態監視

 

監視のポイント

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