サーバ/クライアント通信

 

そもそもIP通信はどこから生まれるのでしょう?

例えばあなたがWebを見ようとしたとき、
Webブラウザを起動してお気に入りのサイトを選択しますよね。

あるいは、例えばあなたがメールを送信使用としたとき、
お気に入りのメールソフトでメールを書いて送信ボタンを押しますよね。

その時に初めてIP通信が始まります。

それぞれのアプリケーションが作り出したデータをIPで包み込み、
宛先へと送り出されるわけです。

この通信を開始する側を「クライアント」と呼びます。

そしてクライアントから送り出されたパケットは
宛先のホストが受け取ることになるのですが、
受け取る側のホストはクライアントからのIPパケットを
きちんと認識し処理をしなければ通信が終了したとは言えません。

この受け取る側のホストを

 「サーバ」

と呼びます。

サーバ/クライアント通信

あなたがWebブラウザで

 「https://www.itbook.info/

と打ち込んだとしましょう。

するとそのデータはIPパケットに包まれ
クライアントから送り出されます。

そのIPパケットがWebサーバへ到着するとサーバは、
IPパケットで包まれたデータを取り出し中身を確認します。

そして該当のページデータをIPパケットで包み
クライアントへ送り返します。

 

サーバとクライアントの通信

パケットがクライアントに到着するとクライアントはデータを取り出し、
Webブラウザに表示させます。

ここまでがIP通信の一連のやりとりです。
このように要求を送る側と、要求を待って要求が来たら処理する側という
やりとりを

 「サーバ/クライアント通信」

と呼びます。

 

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