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SNMPによる状態監視
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SNMPによる状態監視
ここまで解説してきました、Pingやポートチェックでは、
対象ノードの死活監視やサービスの死活監視が可能でした。
今回紹介する「SNMPによる状態監視」を活用すると、
ノードのCPUやメモリーの使用率やルータのトラフィック量や
エラーカウント数などを把握することができます。
このように各ノードの状態を確認することが出来れば、
障害時に原因を特定する際に大変役立ちますし、
障害を事前に察知することも可能です。
SNMPはIPネットワーク上にある各ノードを管理するためのプロトコルです。
SNMPはUDPを使用
SNMPはアプリケーション層のプロトコルです。
トランスポート層のプロトコルには、UDPを使用します。
理由として、SNMPは信頼性よりも処理の軽さを重視しているため。
SNMPにTCPを使うと、SNMPの状態監視が逆にネットワーク機器に
負荷を与えてしまいかねないため、なるべくネットワーク機器に
負荷をかけないためにUDPを使用しています。
マネージャーとエージェントがやりとりを行う
SNMPによる状態監視の方法は、監視する側の「SNMPマネージャー」と
監視される側の「SNMPエージェント」間での通信で実現します。
そのため、監視対象のノードには「SNMPエージェント」が
動作している必要があります。
「SNMPマネージャー」が「SNMPエージェント」から情報を
収集する方法として以下の2種類があります。
- ポーリング
「SNMPマネージャー」が「SNMPエージェント」へリクエストを
送信して、「SNMPエージェント」がレスポンスを返す - トラップ
「SNMPエージェント」が「SNMPマネージャー」に対して、自発的に情報を送信する
ポーリングはノードの状態を定期的に監視したい場合に、
「SNMPマネージャー」が定期的にリクエストを送信して監視を行います。
CPU使用率を長期的な時間軸で確認していきたい場合などに、
ポーロングて定期的に情報を取得してグラフ化するといった際に使用します。
ポーリングの場合、UDP161番ポートを使って「SNMPエージェント」へ
リクエストを送信します。
トラップはトラブルなどの予期せぬ状態になった際などに、
ノード側から情報を「SNMPマネージャー」に送信します。
例えば、OSPFネイバーがダウンした場合など、
すぐにネットワーク管理者に知らせなければいけない場合に
使用します。
トラップの場合、UDP162番ポートを使って「SNMPマネージャー」へ
トラップを送信します。
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