服装は時には君に代わってものを言う


私が以前の会社に勤めていた時のお話。

前の会社は基本的には服装は自由な会社であったのです。

が、仕事がネットワークSEだったもんで、どうしても急に客先に行かなくち
ゃいけない場面が多々ありました。

そんなこともありまして、やっぱしスーツは欠かせないかなぁなんて結局は
スーツを着て出社するわけですよ。

えぇスーツという鎧を。

でもですね、私の同僚に勇敢な戦士がおりまして、外出する予定のない日は
必ずといっていいほど普段着で来るヤツがおりました。

もちろん服装自由な会社ですから、そのことに関して文句を言うつもりなん
かありません。

でもその普段着姿は並々ならぬものがありまして、そりゃ普段着といっても
会社に来るわけですから、それなりの節度ってもんがあるはずですよ。えぇ。

でも彼は違ったね。

 

 

それはまだ朝8時半にも関わらず、流れた汗が蒸発してしまいそうな
ある真夏のクッソ暑い日。

会社の玄関で守衛さんに止められている人を発見。

近づいてみると、まさにその彼(仮にAさんと呼ぼう)がTシャツに短パン姿
の格好でなんだか揉めていました。

いやそりゃ止められるでしょうよ…

一歩間違えたら夏休みに虫取りに来た小学生にしか見えないし…

しかしある意味この姿で出社できる「根性」というか「勇気」がうらやましい。

結局、Aさんは社員だということを証明したらしくその場は乗り切ったようだ。

エレベータで一緒になったので、

 「確かに今日は暑いけどさぁ、その格好はまずいんじゃないのぉ?」

なんて聞いてみると彼は、

 「いやぁ、サラリーマン金太郎をイメージしてチャレンジしてみたんだけど、
   さすがにまずかったか?」

いやいやAさん、

  サラリーマン金太郎というより山下清だよ…

というコトバを言いかたけどやめといた。

サラリーマンという鎧を外すことが出来ない人たちが大勢いるなかで、
決して鎧を付けないAさんは正直すごいなぁと思ったけど、それって人の道を
外れてるだけじゃんってことで5秒で改心。

時に服装は君に代わってものを言うものです。節度を持った服装を心がけよう。

関連記事

メールマガジン

ネットワ-ク初心者のみなさま。
ネットワークの基礎知識を疎かにすることは
大変危険です!!

「初心者にも理解できるネットワーク技術」

これを読めばネットワークの基礎が分かる!!
ネットワーク関連の仕事に就きたいとお考えの学生の方や、ネットワークに興味があって転職を考えている社会人の方、まずは登録してみてください。

もちろん無料です!!

↓メールマガジン購読はこちら↓

メールアドレス: