タグ : 信念

目先の利益に惑わされずに、信念がぶれない会社は強い

パタゴニアのFootprint

先日、パタゴニア日本支社長の辻井さんの講演を聞いてきました。

テーマは「理念に基づく組織運営」。

パタゴニアといえば、仕事中でも良い波が来たらいつでもサーフィンに行って良いという話が有名ですが、実際の組織運営はどのように行っているのかに興味があり拝聴してきました。

最も印象的だったのは、どんなときでも信念はぶれないということ。
パタゴニアが掲げる「ミッション・ステートメント」を最重要視し、社員一人ひとりが「ミッション・ステートメント」に共感してもらうことを徹底しています。

パタゴニアのミッション・ステートメントは以下。

「最高の製品を作り、環境に与える不必要な悪影響を最小限に抑える。そして、ビジネスを手段として環境危機に警鐘を鳴らし、解決に向けて実行する。」
パタゴニア:パタゴニアの存在意義

入社後の教育や四半期ごとのフィードバックはもちろんですが、そもそも入社の際の選択条件として、会社の「ミッション・ステートメント」に共感できるかどうかをポイントにして、どんなに優秀でも会社の「ミッション・ステートメント」に共感できそうもなければ雇わないという徹底ぶりが印象的でした。

目先の利益に惑わされずに、信念がぶれない会社は強い。

社員をサーフィンに行かせよう―パタゴニア創業者の経営論
社員をサーフィンに行かせよう―パタゴニア創業者の経営論 イヴォン シュイナード,Yvon Chouinard,森 摂

Amazonで詳しく見る

ぶれない信念

Dissatisfaction: Halloween 1991
Dissatisfaction: Halloween 1991 / I M A U-M-N-B-N!

「東北地方太平洋沖地震」を起因とした福島第一原子力の放射能漏れの問題で、東京電力が袋叩きにあっていますね。

このように「何でもかんでもお前らのせいだ」と総攻撃される状況だと、どうしても我を失いがちになります。

例えば、顧客から理不尽な要求やクレームがあったりすると、いままで仕事をする上で持っていた信念が揺らいでしまって、「顧客志向とかどうでもよくね?」とか「こんな顧客とはやってられん!」という思いが出てきてしまうこともあります。

そんなときは今一度、「自分の信念」を再確認するようにしています。

「この仕事をしている目的、信念はなんだったのか?」

そんなことを考えながら、手帳に書いてある自分の信念を見返しています。

東京電力の経営理念は

「エネルギーの最適サービスを通じて豊かな生活と快適な環境の実現に貢献する」

だそうです。(PDF
そのための3つの行動原則についても書かれています。

  • 「感じる」
    お客様の心、設備の声を敏感に感じ取る
  • 「考える」
    相手を思いやり、何が出来るか深く考える
  • 「実践する」
    決めたら、責任をもってすぐに実践する

今は何を言ってもやっても文句を言われるような状況ですが、東京電力の経営者はもちろん、全社員がもう一度、「会社の存在意義とは何だ?」という原点を再認識して、世論に流されることなく、自分たちの信念を忘れずに未曾有の危機に立ち向かって頂きたいなぁと思う今日この頃です。

Get Adobe Flash playerPlugin by wpburn.com wordpress themes