カテゴリー : ネットワークねた

Raspberry Pi2にOpenVPNをインストールしてみた(事前準備編)

Raspberry Pi2にUbuntuをインストール

使用するOSはUbuntuにしてみました。RaspberryPiの公式サイトにあるのはUbuntu MATEで、インストールをGUIで行う必要があるっぽいです。そうなるとモニターやキーボードを用意しなければいけないため却下。いろいろ調べて見ると、Ubuntu Pi Flavour MakerというサイトでRaspberry Pi用のUbuntuのOSを公開しているようです。

Download | Ubuntu Pi Flavour Maker_wrm2l

Download | Ubuntu Pi Flavour Maker

今回は「Ubuntu Server (standard)」を使ってみます。Ubuntuをダウンロードしている間に、micro SDカードのフォーマットを実施します。

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Ansibleのnetwork moduleを使ってCisco IOS機器を制御する

ansible-thumbnail

複数台のCisco IOSルータから定期的にコマンドを取得する必要があったので、せっかくなのでAnsibleを使って制御してみました。

Ansibleは標準で多くのネットワーク機器をサポート

Ansible 2.0から多くのNetwork Moduleに対応しています。

Network Modules — Ansible Documentation

CiscoはもちろんJuniperやArista、F5などなど一般的なベンダーは一通りサポートしています。

数台の機器であれば、がんばって1台ずつ設定するのもアリですが、数十台、数百台の設定となるとこれはもう機械的にやった方が楽ですし間違いも起きないので、コードを書くことが苦手なインフラエンジニアも覚えておいて損はないと思います。

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LINE Notifyを使ってWebサーバーがダウンしたらLINEに通知するようにした

LINEがIFTTTと連携したようなので試してみたという記事を書いたのですが、せっかくなので個人的に常用するレシピを作ってみました。

このWebサイトは「Uptime Robot」という無料の監視モニタリングツールを使って監視をしています。Uptime Robotはインターネット越しからサイトの正常性を監視してくれるため、ユーザー視点で正常かどうかをモニタリングしてくれます。特徴は以下の通りです。

  • 50サイトまで無料
  • 複数の監視タイプに対応(HTTP、Ping、Port、Keywords)
  • 通知先も多数(メール、SMS、Twitter、Slackなどなど)
  • 過去24時間の応答時間をダッシュボードで確認できる
  • 監視履歴もダッシュボードで確認可能(CSV形式でダウンロード可)

設定方法も簡単で、アカウントを作成してログインしたら、「Add New Monitor」から設定を行います。

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「よくわかる最新ネットワーク技術の基本と仕組み」という書籍を執筆しました

よくわかる最新ネットワーク技術の基本と仕組み

今年に入って出版社の秀和システム様から書籍執筆の依頼をいただきまして、インフラエンジニア1年目に向けた技術書「よくわかる最新ネットワーク技術の基本と仕組み」を執筆していました。このたび2016年9月30日(予定)に秀和システム様より発売されるということで簡単に紹介したいと思います。

図解入門 よくわかる最新ネットワーク技術の基本と仕組み
中嶋章
秀和システム
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書籍の内容

今回のターゲットはインフラエンジニア1年目の新人エンジニアにしました。右も左も分からない中で、どのように効率よくITスキルを積み上げていけばよいか、様々な技術のどの部分がキモとなるのかを解説しています。最近のインフラ技術は仮想化やクラウド、SDNなどの新しいスキルもカバーしていかなければいけないため、その辺りにも言及しています。

ネットワーク関連の技術書は既に数多く出回っていますが、

  • 昨今のSDNや仮想化といったネットワーク周りの大きな変化
  • 技術解説だけではなく若手インフラエンジニアに向けた書籍が少ない

という2つのモチベーションから、この辺りにテーマを絞って書いてみました。基礎的なTCP/IPの技術解説にとどまることなく、現場でのトラブル事例や運用する上で注意した方が良い点などのTips的なことをできるだけ盛り込むようにしました。

目次

第1章 コンピュータネットワークを理解しよう
第2章 プロトコル
第3章 物理層とデータリンク層
第4章 データリンク層
第5章 ネットワーク層
第6章 トランスポート層
第7章 セッション層、プレゼンテーション層、アプリケーション層
第8章 ネットワークを構成する機器
第9章 クラウドコンピューティングと仮想化

執筆環境

実はメインの話題はこっちだったりするんですが、今回の書籍はKindle本を含めると4冊目になり、自分の中での執筆環境も大分固まってきましたので、執筆環境についても紹介しておきます。

執筆に使用したシステムやツールは以下の通りです。

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ネットワークエンジニアとは言え、プログラミングスキルが必要な時代になってきた

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一昔前のネットワークエンジニアといえば、ネットワークだけを運用管理すればよいという時代でした。ネットワークエンジニアはあくまでネットワークだけを見て、サーバーはサーバーエンジニアが見るという完全な分業制でした。

そのため、障害時にはネットワーク屋さんはサーバーのせいにして、サーバー屋さんはネットワークのせいにするなど、ネットワークエンジニアとサーバーエンジニアの間に見えない壁があったりしたのは良い思い出。

しかし今ではインフラエンジニアという名の下に、ネットワークもサーバーも一緒に見るスタイルが一般的になってきました。過去も規模によってはエンジニアが全ての業務を執り行っているケースもありましたが、その傾向が大きくなってきた印象です。

単純に同じエンジニアが一緒に見た方が効率いいよねとか、人件費削減とかビジネス的な課題からもありますが、サーバーの仮想化によって仮想サーバー上にネットワークが乗ってきたり、ネットワークもSDNによる仮想化が増えてきたといったテクノロジーの変化も要因の1つじゃないかなと思っています。

そんなこともあり、ネットワークエンジニアもサーバーの知識が必要になり、さらに仮想化の普及でプログラミングの知識も必要になってきています。この流れは今後さらに加速していくわけで、ネットワークのスキルだけではエンジニアとして頭打ちになる時代も近いんじゃないかなと思っています。ネットワークエンジニアであっても、ソースコードの読み書きが出来なければいけない時代になってきたと感じています。ネットワークスキルは知っていて当たり前、さらに+αのスキルを持っているインフラエンジニアが求められてきているのは、実際の現場の肌感覚で感じています。

そこで自身のスキルアップの意味も込めて、プログラミングに関する記事を書いていこうかと。とりあえずインフラ周りでよく使われているPythonについて解説していきたいと思います。

最終的には機械学習の分野まで伸ばしていければと、はい。自分を追い込んでいくスタイルで。

まずは一発目なので、Python開発環境の準備編の記事をアップしました。

Pythonを使用したデータ分析 -事前準備-

更新頻度は高くないとは思いつつ、ゆるく更新していければと。