魂を売らずに成功する-伝説のビジネス誌編集長が選んだ 飛躍のルール52

魂を売らずに成功する-伝説のビジネス誌編集長が選んだ 飛躍のルール52

 

自分がビジネスをしていく上で、どのような姿勢で取り組んでいけばよいのか、そんなことを考える上でとても参考になりました。
エピソードを交えて語られる52のルールは、どれも深く、そして多くの気づきを与えてくれます。
本書を読んで、生ぬるい人生だけは送りたくないと、改めて気付かされました。

以下読書メモ

仕事は不安な気持ちや、ストレスを感じながら取り組むものではない。
そんな気持ちで挑むと、ろくなことはない。
不安のせいで失敗する可能性も高まるし、何より仕事を楽しめない。
不安にかられてチャンスを逃してはいけない。
まずは深呼吸。そしてニッコリ笑おう。さあ、あとはその後の旅を楽しもう!

目的は何かを明確にする。
あなたの仕事の目的は何だろう?
単に売上◯億を達成することが目的なのだろうか?
それとも、顧客のさらなる成長のために役立つものを提供することが目的なのだろうか?

あなたの仕事は、本当は何の仕事なのかを理解することは、基本的すぎて誰もその本質を考えようとしない。
そのためには、我々の会社のサービスや製品は何か?と問うのではなく、我々の会社のサービスや製品は何の役に立つか?と問う。

迷った時はシンプルに。
技術で出来るものはどんなことでもやるべきかというとそんなことはない。
その技術を使えば今より楽になり、問題は解決するのか?と問う。技術のための技術は、必ず失敗することを覚えておこう。

お客さまに信頼を得るには、よい答えよりよい質問を心がける。

明確な回答をするよりも、お客さまがよい答えを導き出すような質問をする。

顧客からのノーという答えを悲観的にとらえてはいけない。
その答えは我々にまだやるべきことがあるという意見と捉えるべき。
だからこそ逆にありがとうございますと感謝の気持ちを表すぐらいの余裕が欲しい。

私たちはビジネスの世界で日々選挙を戦っている。
私たちは毎日顧客に票を入れてもらうだけの価値があることを証明しなければいけない。
それには、顧客のことを分かっている、顧客のことを気にかけている、顧客と同じのとを考えていると顧客に気づいてもらわなければいけない。

自分は何をこの世に残して死にたいのかと問い続けよう
そのために必要なことは、勇気、熱意、明快さの3つだけだ
どうでもいいもので生ぬるく成功するのと、意味あるもので失敗するのと、あなたはどちらを選ぶのか?
自分の能力を出し切って、情熱を傾けて取り組んでいるだろうか?

ITをうまく活用した者が影響力をもつ。
影響力を持つのは、一番偉い肩書きを持つ人では無く、一番よい情報をもち、一番信頼されている人である。

リーダーの仕事は、全てに答えを出すのではなく、適切な問いを出すこと。
地位に関わらず、チームをリードする仕事を引き受ける人間だ。
こうした、資質をもつリーダーが多い企業が勝利を収める。

優れたリーダーの四つの側面
・人柄
自信と謙虚さを併せ持つ
自然体であること
聞き上手であること

・仕事
人材を引き寄せ育てること

・手法
部下たちに指針を教えるが、答えを教えない

・遺産
仕事への情熱、会社への愛、有能なチームを残す

多様性を拒む組織は自滅する。
多様化は自然界における唯一の生き残り策であり、劇的な変化に備えた賢い対応策である。

世界は大きい。そして常に小さくなろうとしている。世界は平らなんかじゃない。だからこそ私たちは皆つながっている。だれもが真ん中にいるのだ。

ひとは、自分のやっていることを楽しいと思わない限り、何かに成功することはほとんどない。
創造力を発揮するには、リラクゼーション、信頼感、自由。これが全て。

私たちは仕事には真剣だが、肩の力が抜けている人のもとで働きたいと思っている。
笑う余裕のある人。ストーリーを語る余裕のある人。意見の対立を楽しむ人。自分をジョークの種に出来る人。人を輪の中に引き入れ、輪をさらに大きく、明るく、少し軽いものに出来る人。

仕事は大変だ。そして人生は短い。

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