カテゴリー : 2009年 3月

データセンターを選ぶときに便利なチェックリスト

成迫剛志の『ICT幸福論』 > データセンターの比較評価チェックリスト : ITmedia オルタナティブ・ブログ
総務省が発表した「データセンターの安全・信頼性に係る情報開示指針(第1版)」を基に、ユーザーがデーターセンターを選ぶときに便利なチェックリストを公開されています。
データーセンターに限らず、大きな投資をするときは多面的に判断する必要があるわけで、このようなチェックリストは大変重宝します。
データーセンターを検討中の方は活用してみるのも良いかもしれません。”

最近のクラウド事情と今後の展望について

クラウドの最近の事情と今後の展望について、とても参考になる記事がありました。
クラウド・コンピューティング — The Economist:「企業 IT 特集」を読む
ネットワークエンジニアという立場で、今後のビジネスの行方を考える上で、気になった点を列挙してみました。

  • クラウドは現在も成長を続けている
  • 企業もクラウドへシフトしつつある
  • 乱立気味のデータセンターは今後は統合への道を進む
  • ソフトウェア市場は「アプリケーションの統合スイート」と「プログラムを作るプラットフォーム」という2つのグループが出来る
  • ハードウェアとソフトウェアの境が曖昧になる
  • クラウドの成長期はハードウェア・メーカーが勝者であるが、成熟期になるとクラウド・プロバイダが勝者となる
  • 長い目で見れば、ハードウェア・メーカーはクラウド・プロバイダへのサプライヤーになるか、自らがクラウド・プロバイダになるかのどちらかに分かれていく
  • 企業はますます「コア」(”core”)に集中し、「コンテキスト」(”context”)から離れていく

エンジニアといえども、今後どこにお金が流れていくのか、常にアンテナを張り巡らせておきたい。”

Ciscoがサーバー市場に参入

当初の予想通りシスコがサーバー市場に参入への正式発表がありました。
Ciscoがサーバー市場に参入,データセンター向け統合システムを発表:ITpro

自社のブレード・サーバー「UCS B-Series」を用い,米Intelの「Nehalem」プロセサと,仮想化に最適化した技術を実装した。LAN,SAN,高性能コンピューティング・ネットワークを統合した10Gbps Ethernetのネットワーク・インフラをサポートする。ストレージについては,SANとNASを統合したアクセスを提供し,Ethernet,Fibre Channel,iSCSIなど,さまざまな接続手段に対応する。

 統合的管理機能「Cisco UCS Manager」を通じて,すべてのコンポーネントの設定と操作を一元的に管理できる。アプリケーションの配備はわずか数分で,ビジネスの変化に応じた動的なリソース配分を可能にする。消費電力や冷却費用を大幅に抑え,「設備投資を最大20%,運用コストを最大30%節減できる」という。

現在のブレードサーバー市場シェアってどんな感じかなぁと調べてみたのですが、サーバー全体の市場シェアの情報がありました。
【Gartner調査】2008年2Qの世界サーバ市場、デルが売上シェア3位に浮上 : サーバ – Computerworld.jp

ベンダー
2008年Q2の売上高
2008年Q2の市場シェア(%)
2007年Q2の売上高
2007年Q2の市場シェア(%) 2007年Q2~2008年Q2の成長率(%)
IBM 43億1、504万9、933 31.2 38億7、093万7、408 29.6 11.5
Hewlett-Packard 38億1、155万5、998 27.6 37億310万8、934 28.4 2.9
Dell 17億9、529万5、686 13.0 15億6、140万5、756 12.0 15.0
Sun Microsystems 16億3、395万5、195 11.8 17億5、343万4、866 13.4 -6.8
富士通/Fujitsu Siemens 4億9、282万1、856 3.6 4億9、349万8、046 3.8 -0.1
その他 17億6、194万4、639 12.8 16億7、879万9、374 12.9 5.0
合計 138億1、062万3、307 100.0 130億6、118万4、384 100.0 5.7

Ciscoがどこまで食い込めるのか、またCiscoがどんな強みを見せてくるのかに注目したいところです。”

ペパボ家入氏、代表取締役社長を辞任

株式会社paperboy&co. / 代表取締役異動のお知らせ
へー、ビックリです。
ペパボのサービスは使ってないのですが、社長の家入氏は以下の本を読んで以来のファンで、本を読んだだけですが家入氏の人柄からするとたしかに社長よりも最高クリエイティブ責任者という肩書きの方が似合っている気もします。
このタイミングでなぜ?という疑問が少しありますが、いずれにしてもペパボの今後を生暖かく見守りたいココロ。

ベンチマーク:ESX対Hyper-V対XenServer

仮想化ソフトもマイクロソフトから「Hyper-V」が発表されたことで出そろった感があります。
今後はじゃあどれが良いのよ?という選定のフェーズへと入っていくわけで、使い勝手やリソースやパフォーマンスなどが比較対象になります。
そんな中で各仮想化ソフトのベンチマークを実施した記事がありました。
ベンチマーク:ESX対Hyper-V対XenServer(20090313-1) | virtualization.info
どうやら非公式の試験のようで、その理由がVMwareが「採用された手法の審査と承認が終わるまで第三者によるパフォーマンステストはいかなるものも認めない」らしい。
それを踏まえた上で、独断でベンチマーキングを行ったらしく結果は以下の通り。

  • テストでは、Hyper-Vがすべてのカテゴリーで優秀な結果を出した。この市場において真に存続可能な競合製品となっている。
  • XenServer のテスト結果は見事だが、現行のハイパーバイザーに代わるだけの十分な価値はあるのだろうか?大量のCPU/メモリ要件の高いワークロードのある仮想化シ ステム環境では優れた選択肢かもしれない。気をつけなければならないが、高負荷I/Oは優れた仮想化候補とはならないため、一部の管理者は本能的にこれら のワークロードを物理システムにまかせるかもしれない。ただし、XenServerが非常に健闘し、素晴らしい数字を残したことは間違いない。
  • 最初の高負荷ワークロードの2つのテストでは、VMwareがXenServerとHyper-Vに後れを取っている。3つ目の軽いワークロードではどのプラットフォームもほとんど差がなかったが、ESXが4つのカテゴリー中3つで最高の結果を出している。

VMware社は当然のように反論をしているようですが、第三者の身としては、いろんな意味で盛り上がってきたなぁと思う今日この頃。”

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