社会保険庁のシステムトラブル

今度は社会保険庁のシステムトラブルですか…

で、色々と社会保険庁のシステムに関する記事を徘徊していたのですが、システムトラブルの原因より何よりも気になったのが、システムの運用に関する以下の記事。

最近話題の社会保険庁のシステム

・はっきりと報告書にはかかれていないのだが、社会保険庁自体にシステム企画を行う部門が存在しない点が気になった。随時契約にしても、CPU時間の無駄遣いにしても、驚くほど社会保険庁自体の主体性が見られず、システム費用が湯水のように消えていっているように思えた


システム刷新可能性の検討部分で触れられていて気づいたのだが、現行システムのプログラムの所有権はNTTデータ側にあり、システム刷新を行うにしても、
現行システムの分析や再利用・再構築に際し、NTTデータとプログラムの利用許諾契約を結ぶ必要がある点。この費用について、報告書ではデータ通信契約破
棄に伴う残債支払額が2020億円になると説明している(合計で一体いくらになるんだ?)

・いや、ボキュは民間や公共系でも(自粛)系の
システムしか知らないのだけれども、普通の公官庁のシステムだと、夜間に電源を落とすorシステムを停止させるという運用方法が無駄に多いと思う。わりと
最近まで、某旧帝大系の(元)大型計算機センターでも夜間は電源を落とすとか、(動かすにしても)夜間分の電力予算が認められないとかあほらしい運用をし
ていたのだが、夜間運用を増やしてCPU資源の効率化を行ったほうが、無駄に高スペックなシステムを使う必要性が減ると思う

・つーか、このシステムに年間4000億もかかってるってこと自体信じがたいんですKEDO-。

いやぁ年間4000億円のシステムですかぁ。

いやぁNTTデータさん良い仕事してますなぁ。
すっげ。

しかし、「社会保険庁自体にシステム企画を行う部門が存在しない」ってのもすげえなぁ。
誰がイニシアチブを取っているのでしょうか?

Powered by ScribeFire.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください