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6.1 アクティビティ定義

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アクティビティ定義は、プロジェクトの要素成果物を生成するために実行すべき具体的な作業を特定するプロセスです。

アクティビティ定義

ワーク・パッケージとアクティビティについて

WBSの最下層の要素成果物である、ワーク・パッケージを生成するために必要な作業をアクティビティと呼びます。

pmp5-032

インプット

スコープ・ベースライン

プロジェクト・スコープ・ベースラインに記載されて居るプロジェクトの要素成果物、制約条件、前提条件等の考慮に利用します。

スコープ・ベースラインは、プロジェクト・スコープ記述書、WBS、WBS辞書の3つで構成されています。

組織体の環境要因

アクティビティ定義に影響を与える、組織体の環境要因には、プロジェクトマネジメント情報システム等があります。

組織のプロセス資産

アクティビティ定義に影響を与える、組織のプロセス資産には以下のようなものがあります。
* アクティビティを計画することに関連する指針、手順、ガイドライン、スケジュール方法論など
* 過去の同様なプロジェクトで作成されたアクティビティ・リストなどの教訓の知識ベース

ツールと技法

要素分解

プロジェクトのワーク・パッケージをより小さく、よりマネジメントしやすい単位に分解します。この単位をアクティビティと呼びます。

この要素分解は、WBS作成プロセスで私用したツールと技法と同じです。

ローリングウェーブ計画法

ローリングウェーブ計画法は、段階的詳細化の一形態で、直近の作業は詳細に計画し、将来の作業はWBSの高いレベルにとどめておき、情報が判明した時点で、再度必要なアクティビティを特定していくという技法です。

テンプレート

標準のアクティビティ・リストや過去のアクティビティ・リストはテンプレートとして活用できます。

テンプレートに付随するアクティビティ属性情報は、アクティビティを決定するためにも有用な情報が含まれています。

テンプレートは、スケジュール・マイルストーンを明確にするためにも使用されます。

専門家の判断

プロジェクト・スコープ記述書やWBS、プロジェクト・スケジュールの作成経験が豊富な専門家は、アクティビティを決定するのに役立ちます。

アウトプット

アクティビティ・リスト

プロジェクトに必要なすべてのスケジュール・アクティビティを網羅したリストです。

アクティビティ・リストには、アクティビティの識別子や行うべき作業を詳細に記述した作業範囲が含まれます。

アクティビティ属性

アクティビティのタイプを特定して、スケジュールを作成するために使用されます。

アクティビティ属性には以下のような項目が含まれます。
* アクティビティ識別子
* WBS識別子
* アクティビティ名称
* アクティビティ記述
* 先行アクティビティ
* 後続アクティビティ
* 論理的順序関係
* リードとラグ
* 資源に対する要求事項
* 指定日
* 制約条件
* 前提条件

マイルストーン・リスト

マイルストーンとは、プロジェクトにおいて重要な意味をもつ日付やイベントのことを指します。

すべてのマイルストーンを特定して、マイルストーンを守ることが必須なのか、過去の情報に基づいた任意なものであるかを明確にします。

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