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ホーム > 初心者のためのネットワーク技術(2) > ロンゲストマッチ
マスタリングTCP/IP 応用編
入門編を卒業したらこちら。
応用編も入門編と同様に豊富な図を使用し、TCP/IPに関するさらに詳細な解説を記している。
特にパッケットの構造はかなり詳細に解説しており、初心者にはすこしつらいかもしれないが非常に読みやすいのでぜひ読んでみてほしい。ロンゲストマッチに関する疑問も解決できます。
詳解TCP/IP〈Vol.1〉プロトコル
これも 必読中の必読書。
TCP/IPアーキテクチャを、実際にネットワークを組んで通信の動きを観察するという方法で書かれている。
本書に構成されているネットワークは単純なので、実際に同じ構成を組んで実機をいじりながら読み進めると非常に効果的に学ぶことが出来ると思います。
前回はルーティングの選択基準について解説しました。
ちょっとで簡単におさらい。
RTAのルーティングテーブルが以下のような場合、図のように新しい
ルータRTEをRTAと接続し、RTAのルーティングテーブルにデフォルト
ルートを設定しました。
さてこの場合、PC-B(192.168.2.2)へのパケットは、経由するルータの数は
気にしないので、RTBを経由します。
それはなぜか?
ルーティングの動作は、
ルータはパケットをルーティングする際に、ネットワークアドレスのそ
れに対するネクストホップにパケットを送り出します。
つまり経由するルータの数なんてまったく気にしていないってことでしたね。
ここまでが前回のおさらい。
さて今回はロンゲストマッチについて解説していきます。
「ルータはどっちが近道かなんて考えないということは分かりましたよ」
「でもRTAのルーティングテーブルにはRTE向けにデフォルトルートが設定されているよ」
「このデフォルトルートを選択してRTEにパケットを投げることはないの?」
なるほど確かにRTAにはデフォルトルートがあるよね。
ではPC-B(192.168.2.2)へのパケットは、デフォルトルートを選択してRTE
経由を選択するのか?
残念ながらそれも答えは NO です。
ルーティングテーブルから宛先を選択するとき、宛先が複数ある場合、通常
プレフィックス長が長い方のネットワークアドレスを選択します。
この規則のことを「ロンゲストマッチ(longest match:最長一致)」と呼び
ます。
今回の場合もRTB向けのネットワークアドレスは192.168.2.0/24ですからプ
レフィックス長は 24 ですね。
対してRTE向けはデフォルトルートですから、プレフィックス長は 0 となり
ますので、プレフィックス長の長いRTB向けが選択されるわけです。
ちなみRTAのルーティングテーブルが以下のような場合はどうなるでしょう?

この場合RTE向けのネットワークアドレスが192.168.2.2/32となっており、
プレフィックス長がRTB向けよりも長いため、RTE向けの経路を選択すること
になります。
このようにルーティングの最適経路のことを「ベストパス」と呼びます。
ベストパスの選択基準は以下の順番で選定し決定されます。
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