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IPフラグメントについて (1)

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おすすめ書籍紹介

マスタリングTCP/IP 応用編
入門編を卒業したらこちら。
応用編も入門編と同様に豊富な図を使用し、TCP/IPに関するさらに詳細な解説を記している。
特にパッケットの構造はかなり詳細に解説しており、初心者にはすこしつらいかもしれないが非常に読みやすいのでぜひ読んでみてほしい。

詳解TCP/IP〈Vol.1〉プロトコル
これも 必読中の必読書。
TCP/IPアーキテクチャを、実際にネットワークを組んで通信の動きを観察するという方法で書かれている。
本書に構成されているネットワークは単純なので、実際に同じ構成を組んで実機をいじりながら読み進めると非常に効果的に学ぶことが出来ると思います。

 

パケットの分割化処理(フラグメンテーション)についてはMTUのセクションで説明しました。 ここではフラグメントについてもう少し詳しく見てみましょう。

IPデータをフラグメンテーションする場合、データを単純に先頭から分割するだけではないのです。

順序が大事

例えば1つのIPデータを3つのデータにフラグメンテーションして送出した場合を考えてみよう。

その3つのパケットはそれぞれ個々にルーティングされて宛先へと到着します。

このときに2つ目のパケットが1つ目のパケットよりも先に到着してしまったらどうなるでしょう?


  ※クリックすると大きな画像で見れます。

あるいは3つ目のパケットが宛先に届かなかった場合どうなるでしょう?


  ※クリックすると大きな画像で見れます。

受信側ではどのパケットがどの順番のパケットなのか分からないため、到着したパケットから順に組み立てようとしてしまい、正常に組み立てることができないわけです。

そんな問題を解決するために IP ではデータを適切に遅れるような仕組みがあるのです。

IPでは分割したパケットなのかそうでないのか、分割しているのであればパケットの順序を正しく認識し、パケットの1つが届かなかった場合それを認識するように出来ています。

そのため分割したパケット1つ1つにIPヘッダを付与しています。

 

 

IPヘッダを覗いてみよう

受信したパケットが分割されたデータなのかそうでないのかを知るためには、IPヘッダ内の識別子フラグフラグメントオフセットに記されています。

IPデータのサイズがMTUを超えているような場合、MTUの長さ以下の長さにデータを分割します。

分割した各データにはIPヘッダが付与されますので、IPヘッダを除いた部分が分割したデータサイズの上限となります。

そして分割したデータの順序を受信側に教えているのが、IPヘッダ内のフラグフィールドフラグメントオフセットフィールドなのです。

フラグフィールドにはそのパケットが分割しているのかそうでないのかといった情報が入っています。

フラグメントオフセットフィールドにはそのパケットが何番目の分割されたパケットなのかといった情報が入っています。

 

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