ネットワークエンジニア を目指して

ようこそ「ネットワークエンジニアを目指して」へ!!
「ネットワークトラブルに恐れることなく立ち向かえるネットワークエンジニア」へと導くことを信条に、ネットワーク技術の解説とネットワークに関する情報を幅広く紹介します!

ホーム > RIPについて > 複数経路がある場合のRIPの動作

複数経路がある場合のRIPの動作

Bookmark this on Hatena Bookmark   
▼ ネットワークエンジニアにおすすめのサイトはこちら ▼


複数経路がある場合のRIPの動作

経路が複数あった場合のRIPの動作について見ていこう。

以下のようなネットワーク構成だった場合、
PC-AからPC-Bへの通信はどちらの経路を通過するだろう?

 


 

RIPはHOP数、つまり通過するルータの数が少ない経路を
最短経路と見なします。

ですからこの場合は、

 【RTA -- RTB -- RTD】

の経路を通過します。

 

 

ここでRTA~RTB間に障害が発生した場合はどうなるだろう。

 



この場合、RTCからの30秒ごとの経路広告により、
PC-Aのネットワークへの経路情報が広告されてきますので、
RTBはRTC経由でパケットを通過させれば良いことが分かります。

そのため自動で経路が切り替わります。

 


HOP数が同じ経路が複数あった場合は?

では次に、HOP数が同じ経路が複数あった場合はどうなるのでしょう?

以下の図のようにPC-AからPC-Bへの2通りの通信経路があり、どちらも同じ
HOP数だった場合は一体どちらの経路を選択するのでしょうか?

 



実はこのような場合、メーカによって動作が変わってきます。

  • シスコ社製のルータの場合、両方の経路情報を使用してトラフィックを分散させて通信を行います。
  • その他、RIPの使用を定義しているRFC1058に準拠している機器では、先に受信した経路情報を使用して通信を行います。

    ■RFC1058(英語)
    http://www.ietf.org/rfc/rfc1058.txt

おすすめ記事

おすすめ書籍紹介

マスタリングTCP/IP 応用編
入門編を卒業したらこちら。
応用編も入門編と同様に豊富な図を使用し、TCP/IPに関するさらに詳細な解説を記している。
特にパッケットの構造はかなり詳細に解説しており、初心者にはすこしつらいかもしれないが非常に読みやすいのでぜひ読んでみてほしい。ディスタンスベクタやRIPについての詳しい解説もあります。

インターネットルーティング入門 第2版
ネットワーク初心者の方にぜひおすすめしたい一冊。絵を豊富に使用し、「ルーティングとは」から始まり最後はRIP、BGP、MPLSまで深い解説ではなく、浅く満遍なく解説しています。
この本が理解できればルーティングスキルの第一歩を踏み出せるでしょう。

関連記事

ディスタンスベクタ
ディスタンスベクタ型ルーティングプロトコルとは?

ディスタンスベクタ型の欠点
ディスタンスベクタ型のルーティングプロトコルに存在する欠点とは?

RIPの動作
RIPの動作を解説していきます

RIPでのルーティングテーブルのやり取り(1)
RIPでのルーティングテーブルのやり取りを見ていきましょう

RIPでのルーティングテーブルのやり取り(2)
RIPでのルーティングテーブルのやり取りを見ていきましょう

障害時のRIPの動作
障害時のRIPの動作を見ていきましょう

複数経路がある場合のRIPの動作
経路が複数あった場合、RIPはどのような動作をするのでしょう?

RIPの弱点とは?
シンプルだからこそのRIPの弱点とは?

RIPとネットマスク
RIPとネットマスクの関係とは?

スプリットホライズン
RIPでルーティングループを防ぐ技術「スプリットホライズン」の解説

ポイズンリバース
RIPでルーティングループを防ぐ技術「ポイズンリバース」の解説

RIP
ルーティングプロトコルの基本、RIPについて。

メールマガジン

ネットワ-ク初心者のみなさま。
ネットワークの基礎知識を疎かにすることは
大変危険です!!

「初心者にも理解できるネットワーク技術」

これを読めばネットワークの基礎が分かる!!
ネットワーク関連の仕事に就きたいとお考えの学生の方や、ネットワークに興味があって転職を考えている社会人の方、まずは登録してみてください。

もちろん無料です!!

↓メールマガジン購読はこちら↓

メールアドレス: