ネットワークエンジニアを目指して。ルーティング技術 ディスタンスベクタ型の欠点

初心者にも理解できるネットワーク技術
  ↓メールマガジン購読はこちら↓

  メールアドレス:

ホーム > RIPについて > ディスタンスベクタ型の欠点

ディスタンスベクタ型の欠点

はてなブックマークに追加はてなブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク
Yahoo!ブックマークに登録 Yahoo!ブックマークでこのサイトを登録している人数 人が登録
この記事をクリップ!

おすすめ書籍紹介

マスタリングTCP/IP 応用編
入門編を卒業したらこちら。
応用編も入門編と同様に豊富な図を使用し、TCP/IPに関するさらに詳細な解説を記している。
特にパッケットの構造はかなり詳細に解説しており、初心者にはすこしつらいかもしれないが非常に読みやすいのでぜひ読んでみてほしい。ディスタンスベクタやRIPについての詳しい解説もあります。

インターネットルーティング入門 第2版
ネットワーク初心者の方にぜひおすすめしたい一冊。絵を豊富に使用し、「ルーティングとは」から始まり最後はRIP、BGP、MPLSまで深い解説ではなく、浅く満遍なく解説しています。
この本が理解できればルーティングスキルの第一歩を踏み出せるでしょう。


ディスタンスベクタ型の欠点

ディスタンスベクタ型のルーティングプロトコルは、非常に単純なアルゴリ
ズムで動作するため、小型のルータにも搭載される非常にポピュラーなプロ
トコルです。

しかし動作が簡単な分、欠点も持ち合わせています。

  • 収束までに時間がかかる
    ネットワーク内のすべてのルータで、ルーティングテーブルの情報を交換
    し合うため、ルータの数が多いネットワークだと、どうしても収束するま
    でに時間がかかってします。
    特に大きなネットワークになればなるほど、収束までに時間がかかってし
    まいます。
  • ループが起こりやすい
    具体的に以下の構成を例に説明します。
     

 

 RTEで障害が発生したとします。

 

 

 

 まず、RTDはRTEへの通信経路がなくなったと判断し、
  隣接するルータRTBへ通知します。
  (もちろんRTCへも通知しますが、今回は省略します。)

 

 

 この時、同じタイミングでRTAから通知されてきた、
  RTEへの経路(RTB→RTA→RTC→RTD)がRTDへ通知されたとします。

 

 そうすると、RTBはRTEへの通信経路は、実は無くなったのではなくRTB経由
  で存在したものと勘違いしてしまいます。

 

 するとこの、間違った経路情報をそれぞれ隣接するルータへ教えてしまい、
  経路情報がネットワーク上でループしてしまうことになります。
  この状態を

  「ルーティングループ」

 といいます。

  これがディスタンスベクタの最も大きな弱点なのです。

 

メールマガジン

ネットワ-ク初心者のみなさま。
ネットワークの基礎知識を疎かにすることは
大変危険です!!

「初心者にも理解できるネットワーク技術」

これを読めばネットワークの基礎が分かる!!
ネットワーク関連の仕事に就きたいとお考えの学生の方や、ネットワークに興味があって転職を考えている社会人の方、まずは登録してみてください。

もちろん無料です!!

↓メールマガジン購読はこちら↓

  メールアドレス:

ディスタンスベクタ
ディスタンスベクタ型ルーティングプロトコルとは?

ディスタンスベクタ型の欠点
ディスタンスベクタ型のルーティングプロトコルに存在する欠点とは?

RIPの動作
RIPの動作を解説していきます

RIPでのルーティングテーブルのやり取り(1)
RIPでのルーティングテーブルのやり取りを見ていきましょう

RIPでのルーティングテーブルのやり取り(2)
RIPでのルーティングテーブルのやり取りを見ていきましょう

障害時のRIPの動作
障害時のRIPの動作を見ていきましょう

複数経路がある場合のRIPの動作
経路が複数あった場合、RIPはどのような動作をするのでしょう

RIPの弱点とは?
シンプルだからこそのRIPの弱点とは?

RIPとネットマスク
RIPとネットマスクの関係とは?

スプリットホライズン
RIPでルーティングループを防ぐ技術「スプリットホライズン」の解説