ディスタンスベクタ型の欠点


ディスタンスベクタ型の欠点

ディスタンスベクタ型のルーティングプロトコルは、非常に単純なアルゴリ
ズムで動作するため、小型のルータにも搭載される非常にポピュラーなプロ
トコルです。

しかし動作が簡単な分、欠点も持ち合わせています。

  • 収束までに時間がかかる
    ネットワーク内のすべてのルータで、ルーティングテーブルの情報を交換
    し合うため、ルータの数が多いネットワークだと、どうしても収束するま
    でに時間がかかってします。
    特に大きなネットワークになればなるほど、収束までに時間がかかってし
    まいます。
  • ループが起こりやすい
    具体的に以下の構成を例に説明します。
     

 

 RTEで障害が発生したとします。

 

 

 

 まず、RTDはRTEへの通信経路がなくなったと判断し、
  隣接するルータRTBへ通知します。
  (もちろんRTCへも通知しますが、今回は省略します。)

 

 

 この時、同じタイミングでRTAから通知されてきた、
  RTEへの経路(RTB→RTA→RTC→RTD)がRTDへ通知されたとします。

 

 そうすると、RTBはRTEへの通信経路は、実は無くなったのではなくRTB経由
  で存在したものと勘違いしてしまいます。

 

 するとこの、間違った経路情報をそれぞれ隣接するルータへ教えてしまい、
  経路情報がネットワーク上でループしてしまうことになります。
  この状態を

  「ルーティングループ」

 といいます。

  これがディスタンスベクタの最も大きな弱点なのです。

 

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