ARPとは

今回から数回に分けて ARP について書いていこうと思います。

分かっているようで案外分かってない ARP のキモの部分を
みなさんと一緒に勉強していきましょう。

IPアドレスに基づいて相手のMACアドレスを調べる

みなさま、ARP というコトバを聞いたことはありますか?

ARP とは「Address Resolution Protocol」の略で簡単にいうと、

 「IPアドレスに基づいて相手のMACアドレスを調べる」

ためのプロトコルで、RFC826 にて定義されています。

ARP が動作する階層は IP と同じネットワーク層で動作しています。

ARPって?

以下のような簡単なネットワーク構成を見ながらARPの動作について
見ていきましょう。

 

arp

ここで、PC-C から PC-Aに対して通信を行うとしましょう。

さてこの時に PC-C が送信するパケットのヘッダに設定される
宛先IPアドレスは当然 PC-A のアドレス「10.1.1.1」が設定されます。

このIPアドレスはアプリケーションレベルで指定されるのですが、
宛先のMACアドレスはどのように設定されるのでしょうか?

 

arp2

10.1.1.1に対するMACアドレスをどうにかして
知らなければ通信が出来ません。

そんな時に登場するのが「ARP」です。

ARPはIPアドレス「10.1.1.1」に対するMACアドレスを
調べるために使用します。

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