トラブルシューティング概論

トラブルシューティング概論

ネットワークトラブルは千差万別。
トラブルの種類によって対応方法は様々です。

とはいえ、どのようなトラブルであっても、
「これは押さえておかないと!」という3つのポイントがあります。

  • TCP/IPの基礎知識と各機器の動作を理解しておく
  • ネットワーク構成を把握しておく
  • 障害調査は近いところから範囲を広げていく

TCP/IPの基礎知識と各機器の動作を理解しておく

「TCP/IPの基礎知識」と、「ネットワーク上にある機器が
どのような動作をするのか」
を理解しておくことは必須です。

トラブルが発生しても、TCP/IPの知識が分からなければ、
なぜそのようなトラブルが発生しているのかすら
分からないでしょう。

各機器がどのような動作をするのかを知らなければ、
そもそもトラブルの原因を突き止めることさえ
ままならないでしょう。

そのためには、普段からネットワークの書籍を読んだり、
実機に触れたりして知識を蓄積させておくしかありません。

「10000時間の法則」をご存じでしょうか?
一人前以上の能力を身につけるには、どんな職種でも
10000時間以上のトレーニングが必要だという法則です。
逆に言えば、10000時間以上のトレーニングを積めば、
十分その道のプロであるスキルを身につけたということ。

10000時間の積み上げを2年、5年、10年で行おうと思うと、
毎日次の時間が必要です。

  • 2年:10000/(2x365)=13.7時間
  • 5年:10000/(5x365)=5.4時間
  • 10年:10000/(10x365)=2.7時間

プロフェッショナルは一日にしてならず…ですね。

ネットワーク構成を把握しておく

ネットワーク上にはどのような機器があり、
どのように接続され、IPアドレスはいくつか?など、
ネットワーク構成については、最低限すぐに
把握できるようにしておくようにしましょう。

そのためには、事前にネットワーク構成図を
まとめておくことは大事なこと。

ネットワーク構成図は、ネットワークを分かりやすく表現するために
図にしたものです。 ネットワークの運用・管理に携わったことがあるる方であれば、
必ず目にしたり作成したりしたことがあるかと思います。

ネットワーク構成図は大きく、「物理構成図」「論理構成図」の2つに
分けられます。

物理構成図は、ネットワーク機器やサーバがどこに配置されて、
どのように接続されているかといった物理的な情報が書かれています。

物理構成図

論理構成図は、IPアドレスやサブネットマスクといった、
ネットワークの論理的構成にかかわる情報が書かれています。

論理構成図

ネットワークが小規模な場合は、1つにまとめられている場合も
ありますが、いずれにしても、物理的な情報と論理的な情報が
記載されている構成図を併せてネットワーク構成図と呼んでいます。

ネットワーク構成図をきちんと整備しておけば、
以下のようなさまざまな場面で役立つはずです。

  • 運用管理
    トラブル時の対処や日常の状態確認などを効率良く実施できる

  • 構築
    ネットワークの増設や設定変更時などの検討の際に参考にする

  • 改善
    現状のネットワークに関する問題点の調査などに役立てる

  • 習得
    ネットワークの利用者や関係者への説明などに活用する

以上のように様々な場面で活用出来るはずですので、
「出来るだけ」ではなく「必ず」作成しておきましょう。

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