ListとTupleの活用(2)

リストの要素を検索する

リスト内の要素を検索するにはin演算子を使用します。

>>> lst = ["1月","2月","3月","4月","5月"]
>>> "3月" in lst
True

リストの要素を変更する

リストの要素を変更するには、以下のようにすることで既存のリストの要素を変更することが可能です。

リスト[インデックス値] = 変更したい値
>>> lst = ["春","夏","夏","冬"]
>>> lst[2] = "秋"
>>> lst
['春', '夏', '秋', '冬']

もし存在しないインデックス値を指定した場合は、エラーが発生します。

>>> lst[4] = "秋"
Traceback (most recent call last):
  File "<stdin>", line 1, in <module>
IndexError: list assignment index out of range

リストの最後に要素を追加する場合は以下のようにappend()メソッドを使用します。

append(オブジェクト)
>>> lst = ["春","夏","秋"]
>>> lst.append("冬")
>>> lst
['春', '夏', '秋', '冬']

要素を削除する

リストから指定した要素を削除するには、remove()メソッドを使用します。

remove(オブジェクト)
>>> lst
['春', '夏', '秋', '冬']
>>> lst.remove("秋")
>>> lst
['春', '夏', '冬']

同じ値の要素が複数あった場合は、最初の要素が削除されます。

>>> lst = ["春","夏","秋","夏","冬"]
>>> lst.remove("夏")
>>> lst
['春', '秋', '夏', '冬']

要素の値を指定して削除するのではなく、インデックスの値を指定して削除したい場合は、del文を使用します。

del リスト[インデックス]
>>> lst = ["春","夏","秋","夏","冬"]
>>> del lst[3]
>>> lst
['春', '夏', '秋', '冬']

以下のように複数の要素を指定して削除することも可能です。

>>> lst = ["春","夏","秋","夏","冬"]

#インデックスが1と2の要素を削除
>>> del lst[1:3]
>>> lst
['春', '夏', '冬']

要素の順番を反転する

要素の順番を反転するには、reverse()メソッドを使用します。

>>> lst = ["春","夏","秋","冬"]
>>> lst.reverse()
>>> lst
['冬', '秋', '夏', '春']

リスト内の要素から最大値、最小値、合計を求める

リストの要素が整数の場合、以下のメソッドを使用することで、要素内の最大値、最小値、合計を求めることが可能です。

#最大値
max()

#最小値
min()

#合計
sum()
>>> num = [1,2,3,4,5]
>>> max(num)
5
>>> min(num)
1
>>> sum(num)
15

リストの要素をソートする

リストの要素をソートするにはsort()メソッドを使用します。

sort()

sort()メソッドに引数を指定しない場合は、小さい順にソートされます。

>>> num = [3,5,8,0,-5,10,2]
>>> num.sort()
>>> num
[-5, 0, 2, 3, 5, 8, 10]

文字列の場合は辞書順にソートされます。

>>> lst = ["春","夏","秋","冬"]
>>> lst.sort()
>>> lst
['冬', '夏', '春', '秋']

デフォルトとは逆順にソートするには、引数に“`reverse=True”’を指定します。

>>> num = [3,5,8,0,-5,10,2]
>>> num.sort(reverse=True)
>>> num
[10, 8, 5, 3, 2, 0, -5]

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