CCNA 模擬試験(1)

 

問題 1

スイッチとハブを使用したネットワークにおいて、
正しく説明しているものを選んでください。

ア:スイッチはコリジョンドメインを分割することができる
イ:ハブはフレームをフィルターすることができる
ウ:ハブはコリジョンドメインを分割することができる
エ:スイッチはブロードキャストを転送できない
オ:どれも当てはまらない

 

 

 

答え:ア

 

解説

セグメントを分けることが出来る主な機器として「スイッチ」、
「ブリッジ」があります。
スイッチやブリッジには以下のような機能があります。
(以下、スイッチにはブリッジも含んでいることとします)

スイッチは各セグメントに固有のコリジョンドメインを持っており、
自分のセグメント内に存在するコンピュータのMACアドレスを記録し、
記録している「セグメント」に対してのみ転送します。

このようにスイッチやブリッジはコリジョンドメインを分割することが
可能ですが「ブロードキャストドメイン」を分割することは出来ず、
すべての「セグメント」に対して転送されます。
「ブロードキャストドメイン」を分割するには「ルータ」が
必要になってきます。

●セグメント
ここでいっている“セグメント”とは1台のハブとそのハブに接続される
コンピュータによって構成されるネットワークの単位を
“セグメント(segment)”と呼んでいます。
つまり後述する“コリジョンドメイン”=“セグメント”の意味です。

●コリジョンドメイン
イーサネットのネットワーク(CSMA/CD方式のネットワーク)において、
衝突信号が伝わる範囲を“コリジョンドメイン”と呼びます。
通常イーサネットで複数のノードが同時に送信を行うと
パケット同士が衝突する可能性があります。
そのため各ノードはお互いに送信中かどうかを意識しながら通信を
行っています。
この意識しながら通信を行っている範囲を衝突信号が伝わる範囲、
すなわち“コリジョンドメイン”と呼びます。
ちなみにスイッチはコリジョンドメインを分割しますので、
スイッチのポートごとに別のコリジョンドメインになります。
ネットワーク内で出来るだけコリジョンドメインを分割すること、
つまりリピータやハブではなくスイッチを導入することで
ネットワークの伝送効率を向上させることが出来ます。

●ブロードキャストドメイン
イーサネットのネットワークにおいて、ブロードキャストパケットが
伝わる範囲を“ブロードキャストドメイン”と呼びます。
リピータやハブ、スイッチなどはブロードキャストパケットを
伝達するためこれらで構成されたネットワークは
単一の“ブロードキャストドメイン”となります。
ルータはブロードキャストを伝達しないため、
“ブロードキャストドメイン”の間にルータを接続することにより、
別々の“ブロードキャストドメイン”を構築することが出来ます。

 

コリジョンドメインとブロードキャストドメインについて

 

スイッチやブリッジは、ハブのように届いたデータを何も考えず
全てのポートに投げるのではなく、宛先がいるポートだけに
データを投げるわけです。

 

問題 2

ルータによってセグメントを分割することの利点を述べているものを
選んでください

ア:全てのブロードキャストを削除することが出来る
イ:通信の遅延を減らすことが出来る
ウ:ルータはスイッチよりも高機能なため、高速にデータ処理が可能になる
エ:レイヤ3の情報に基づいてパケットをフィルタすることが出来る
オ:これらすべてが誤りである

 

 

 

答え:エ

 

解説

ルータの機能や動作を問う問題です。

ルータの代表的な機能は以下の通りです。

  • ・ブロードキャスト通信を伝達しない。(ブロードキャストドメインを分割できる)
  • ・アクセスリストによってパケットをフィルタリングすることが可能
  • ・ルータはルーティング処理を行うため、スイッチに比べて一般的に処理が遅くなる

以上を理解していれば自ずと答えは出てきますね。

 

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